強度

各ライトの明暗度値はライトの標準範囲を超えて明暗度またはライトの輝度を上げるために使います。

左: 既定値のライト強度で、1.0

右: 強度を 5.0 にして焦げた色になった状態

[強度](Multiplier)値を増やすとイメージの一部が褪せるまたは焼ける傾向にあるので、ライトを追加するか、他のライトの明暗度を下げることでシーンのエリアの輝度を調整した方が安全です。ライトの[V]編集ボックスを使って明暗度を調整することができます。多くの場合、[強度](Multiplier)の既定値を変更するより[V]編集ボックスを調整した方がよい結果が得られます。

左: 強度がネガティブなスポットライトは、シーンからライトを減らす

右: シャドウ カラーが白で強度が 0、密度がネガティブで、ネガティブ シャドウ効果を作成した状態

[強度](Multiplier)の珍しい特徴として負の数値を使って負のライトを作成することができます。負のライトを使ってシーンの中のライティングを更に制御することができます。たとえば、部屋の隅をより暗くしたい場合などに使います。

負の[強度](Multiplier)値はライトの色を反転するので赤色は(補色である)シアンになります。更に、プロジェクタ ライトのマップ イメージは負のイメージになります。