[削除](Delete)オペレータ

[削除](Delete)オペレータを使用して、パーティクル システムからパーティクルを削除します。既定値では、パーティクルは「永久」に、つまりアニメーションの間存在し続けます。[削除](Delete)オペレータを使用すると有効期間を有限にすることができます。これは、アニメーション内で役目を果たし終えたパーティクルを削除するのに役立ちます。

[削除](Delete)オペレータは、パーティクル エージ マップを使用している場合にも必要です。このマップをマテリアル ダイナミック オペレータに組み込むと、エージによって異なるマテリアルがパーティクルに適用されます。このマップはパーティクルの有効期間のパーセンテージに基づいて動作するため、[削除](Delete)オペレータを使用してパーティクルの最大エージを定義する必要があります。使用例は、マテリアル ダイナミック オペレータを参照してください。

インタフェース

ユーザ インタフェースは、[パーティクル ビュー](Particle View)ダイアログ ボックス右側のパラメータ パネルに表示されます。

[除去](Remove)領域

パーティクルをすべて削除するのか、選択したパーティクルを削除するのか、特定のエージを過ぎたパーティクルを削除するのかを選択します。

[パーティクル エージ](By Particle Age) [変動](Variation)設定を使用すると、[独自性](Uniqueness)の設定によって最大パーティクル エージをランダム化できます。

すべてのパーティクル
イベント内のパーティクルがすべて即座に削除されます。
選択されたパーティクルのみ
イベント内の[パーティクル](Particle)サブオブジェクト レベルで選択されたパーティクルが即座に削除されます。[選択](Selection)ロールアウトを参照してください。
パーティクル エージ
ランダムな変動のオプションが指定され、イベント内の特定の時間を経過したパーティクルが削除されます。これを選択すると、[期間](Life Span)と[変動](Variation)が設定できるようになります。
  • [期間](Life Span) パーティクルが存在できる期間のフレーム数です。この期間を過ぎると、パーティクルは削除されます。既定値は 60 です。
  • [変動](Variation) [スパン期間](Life Span)を変動させる最大量です。各パーティクルの実際の有効期間を求めるために、システムは[変動](Variation)の値と -1.0 ~ 1.0 の範囲内の任意の数字を掛け、その値を[スパン期間](Life Span)の値に足します。既定値は 10 です。

[独自性](Uniqueness)領域

[パーティクル エージ](By Particle Age) [変動](Variation)設定を使用すると、[独自性](Uniqueness)の設定によって最大パーティクル エージをランダム化できます。

シード
ランダム化の値を指定します。
新規
ランダム化する式を使用して新規シードを計算します。