発生と消滅
これらのオペレータは、新しいパーティクルの生成と、不要になったパーティクルの削除をコントロールします。
このセクションの内容
[発生](Birth)オペレータ
[発生](Birth)オペレータを使用すると、シンプルな一連のパラメータを利用して、パーティクル フロー システム内にパーティクルを作成できます。一般に、[発生](Birth)オペレータは、
グローバル イベント
に直接接続されているイベント内の最初のオペレータとして使用されます。これが
発生イベント
と呼ばれるものです。
[発生ファイル](Birth File)オペレータ
Birth File オペレータにより、Maya と Softimage を含む Maya nCache 形式を使用してパーティクル キャッシュを生成するアプリケーションと
3ds Max
との間で相互運用が可能になります。特に、
送信
機能を使用してシーンを Softimage に送信し、ICE を使用してパーティクル効果を追加し、それからシーンを
3ds Max
に返送します。返されたシーンにはパーティクル フロー システムが含まれます。そのパーティクルは Birth File オペレータによりポイントクラウド ファイルから生成されます。
[発生スクリプト](Birth Script)オペレータ
[発生スクリプト](Birth Script)オペレータを使用すると、MAXScript スクリプトを利用して、パーティクル フロー システム内にパーティクルを生成できます。スクリプトでは、MAXScript で利用可能な任意のプログラム機能を使用できます。
[発生テクスチャ](Birth Texture)オペレータ
[発生テクスチャ](Birth Texture)オペレータは、アニメートされたテクスチャを使用してパーティクルのタイミング、位置、スケールを計算します。発生テクスチャでは通常、白または明るい色のテクスチャのオブジェクトからパーティクルが放出されます。
[削除](Delete)オペレータ
[削除](Delete)オペレータを使用して、パーティクル システムからパーティクルを削除します。既定値では、パーティクルは「永久」に、つまりアニメーションの間存在し続けます。[削除](Delete)オペレータを使用すると有効期間を有限にすることができます。これは、アニメーション内で役目を果たし終えたパーティクルを削除するのに役立ちます。
[初期状態](Initial State)オペレータ
[初期状態](Initial State)オペレータは、別のパーティクル システムまたはイベントのスナップショットを新しいイベントの開始ポイントとして使用する発生オペレータです。ただし、[初期状態](Initial State)オペレータ自身が含まれるパーティクル システムまたはイベントをスナップショットの作成元にすることはできません。
親トピック:
オペレータ
関連情報
[発生ペイント](Birth Paint)オペレータ
パーティクル フロー シミュレーションの発生オペレータ