[標準フロー](Standard Flow)オペレータ

[標準フロー](Standard Flow)オペレータは、[レンダリング](Render)オペレータを含むグローバル イベントで構成されるパーティクル システムの開始点を提供します。これは、[発生](Birth)、[位置](Position)、[速度](Speed)、[回転](Rotation)、[シェイプ](Shape)、および[表示](Display)のオペレータを含む発生イベントに接続されます。その際、パラメータはすべて既定値に設定されます。これは、パーティクル フローのアイコンをビューポートに追加する際に、3ds Max により自動的に作成されるのと同じシステムです。

[標準フロー](Standard Flow)を使用するには、[標準フロー](Standard Flow)をコンテナからイベント表示までドラッグします。これにより、パーティクル ビュー内で上記のパーティクル システムが作成されます。[パーティクル ビュー](Particle View) [オプション](Options)メニューで、既定値の表示オプションである[グローバル](Global)がアクティブな場合、グローバル イベントに[表示](Display)オペレータも含まれます。[標準フロー](Standard Flow)を追加すると、ビューポート内のワールド座標の原点(0,0,0)にパーティクル フローのソース アイコンも作成されます。

注: 正投影ビューポートがアクティブな状態で[標準フロー](Standard Flow)を追加すると、3ds Max によって新しいソース アイコンがアクティブ ビューポートの平面と平行に配置されます。その際、放出方向は前方(既定値)になります。たとえば、フロント ビューポートがアクティブな場合、アイコンはワールド座標系の XZ 平面に平行に配置されます。 放出方向は、既定値である Y 軸の正の方向になります。カメラ ビューポートまたはパース ビューポートがアクティブな場合、パーティクル フローの既定値の方向は XY 平面に平行になり、Z 軸の負の方向を指します。