[プリセット フロー](Preset Flow)は、あらかじめ保存しておいたパーティクル フロー設定を現在のシーンにマージします。これにより、フローを現在のフロー内のイベント、または新しいパーティクル システムの開始ポイントとして使用できます。
[プリセット フロー](Preset Flow)でシーンをマージする前に、[パーティクル フロー プリセット マネージャ](Particle Flow Preset Manager)ダイアログを使用してシーンを保存しておく必要があります。プリセットには、パーティクル フローの要素も 3ds Max の標準のオブジェクトも含めることができます。
[プリセット フロー](Preset Flow)を追加するには、パーティクル ビューのイベント マップに[プリセット フロー](Preset Flow)をドラッグします。すると、[プリセット フローの選択](Select Preset Flow)ダイアログ ボックスが開きます。ここでプリセットをハイライトしてから[OK]をクリックするか、プリセット名をダブルクリックします。
パーティクル ビューに[プリセット フロー](Preset Flow)をドラッグすると、フローをドロップした場所にグローバル イベントが表示されます。その他のイベントは、プリセットに保存されているのと同じ空間関係で表示されます([編集](Edit)メニューから[プリセット フロー](Preset Flow)を追加した場合は、保存元の場所に表示されます)。シーンとパーティクル ビューでは、[プリセット フロー](Preset Flow)で追加されたすべての項目が選択された状態になります。
マージを元に戻すには、ビューポートの外をクリックするか、ビューポートを右クリックするか、パーティクル ビューを閉じて 3ds Max のウィンドウをアクティブにしてから、[Delete]キーを押します。
[プリセット フロー](Preset Flow)に、現在のシーンと同じ名前のジオメトリやオペレータなどの項目が含まれている場合は、3ds Max の標準の[名前が重複しています](Duplicate Name)ダイアログ ボックスが表示され、名前を変更するか、項目をスキップするように求められます。ただし、PF ソースの項目をスキップした場合は、プリセットはマージされません。