Script オペレータを使用すると、MAXScript スクリプトを利用して、パーティクル フロー システム内のパーティクルをコントロールできます。スクリプトでは、MAXScript で利用可能な任意のプログラム機能を使用できます。
新しい Script オペレータを追加すると、そこには既定値のスクリプトが含まれています。このスクリプトにより、パーティクルの速度が十分に低下すると、最初の 50 パーティクルが分離されてワールド X 軸の負の方向に移動するストリームに入れられ、残りのパーティクルは反対方向に移動します。
ヒント: MAXScript を使用してバックグラウンドのビットマップに合わせてパーティクル スケールを揃えることで、「スケール ビットマップ」機能を提供できます。これには、2 つの Script オペレータの間に 1 つの[サーフェスによる速度](Speed By Surface)オペレータを挟むことが必要です。最初の Script オペレータは現在の速度ベクトルを MXVector チャネル内に読み取ることで、現在の速度をキャッシュします。[サーフェスによる速度](Speed By Surface)オペレータは、バックグラウンドのビットマップに合わせて速度を変更します。2 番目の Script オペレータは速度チャネルを読み取って一時変数に格納し、MXVector チャネル(キャッシュされた値)から速度を復元します。その後、一時変数を使用してスケールを定義します。このようにして、元の速度が復元され、スケール値がビットマップにより定義されます。
インタフェース
ユーザ インタフェースは、[パーティクル ビュー](Particle View)ダイアログ ボックスの右側のパラメータ パネルに表示されます。
- スクリプトを編集
- このボタンをクリックすると、[MAXScript エディタ](MAXScript Editor)ウィンドウ内に現在のスクリプトが表示されます。
[MAXScript]ユーティリティの詳細は、[ヘルプ](Help)メニュー [MAXScript ヘルプ](MAXScript Help)を選択すると表示される『MAXScript ヘルプ』を参照してください。
[独自性](Uniqueness)領域
[独自性](Uniqueness)の設定を使用して、スクリプトが使用または無視できるランダム化シードを指定できます。
- シード
- ランダム化の値を指定します。
- 新規
- ランダム化する式を使用して新規シードを計算します。