その他のオペレータ
このセクションでは、パーティクル フロー システムの管理に役立つオペレータを紹介します。
このセクションの内容
[カメラ カリング](Camera Culling)オペレータ
[カメラ カリング](Camera Culling)は、カメラ視野円錐の外側(つまり、カメラから見えません)のすべてのパーティクルを除去することにより、ビューポート内やレンダリング時のジオメトリ ロードを削減します。このオペレータをグループ選択ツールとして使用して、カメラ ビュー視野円錐でグループを定義することもできます。
[カメラ IMBlur](Camera IMBlur)オペレータ
[カメラ IMBlur](Camera IMBlur)オペレータは、カメラがアニメートされているときに、パーティクル フロー システムに適用された
イメージ モーション ブラー
が正しくレンダリングされない問題を修正します。このオペレータでは、パーティクルがビューポート表示またはレンダラーに渡される前に、パーティクルの速度を調整し、カメラ モーションを考慮します。内部で、パーティクル フロー エンジンはアニメーションに実際のパーティクル速度をそのまま使用し続けます。
[表示](Display)オペレータ
[表示](Display)オペレータを使用すると、ビューポート内でのパーティクルの表示方法を指定できます。
[スクリプト表示](Display Script)オペレータ
[スクリプト表示](Display Script)オペレータは、各パーティクルに関連付けられたデータをビューポートで表示するための診断ツールです。イベント内でこのオペレータが出現するごとに、パーティクル ID、指定するラベル、および単一データ(浮動小数、整数、またはベクトル)を表示できます。表示されるデータは、イベントにおいて[スクリプト表示](Display Script)の上にある
[スクリプト](Script)オペレータ
によって生成されます。
[フォース](Force)オペレータ
[フォース](Force)オペレータを使用すると、[フォース](Force)カテゴリのスペース ワープを 1 つ以上使用してパーティクル モーションに影響を及ぼすことができます。このオペレータを各種のフォースとともに使用して、風、重力などの効果をシミュレートできます。
[注](Notes)オペレータ
[注](Notes)オペレータを使用すると、任意のイベントにテキストのコメントを追加できます。[注](Notes)オペレータはパーティクル システムに対して直接的に影響しませんが、各イベントの全体の機能を継続的に追跡するのに役立ちます。
[レンダリング](Render)オペレータ
[レンダリング](Render)オペレータは、パーティクルのレンダリングに関係した制御機能を提供します。レンダリングされたパーティクルの形式、およびレンダリング用にパーティクルを個別のメッシュ オブジェクトに変換する方法を指定できます。
Script オペレータ
Script オペレータを使用すると、MAXScript スクリプトを利用して、パーティクル フロー システム内のパーティクルをコントロールできます。スクリプトでは、MAXScript で利用可能な任意のプログラム機能を使用できます。
[停止](Stop)オペレータ
[停止](Stop)オペレータを使用して、パーティクルをただちに一時停止します。パーティクルの線形モーション、回転モーション、または両方を停止できます。または、パーティクルを減速させてから停止するには
[段階的停止](Stop Gradually)テスト
を使用します。
親トピック:
オペレータ