オペレータ/テストで、シーン内に 1 つまたは複数のオブジェクトがパラメータとして要求される場合は、オブジェクトを選択を使用してオブジェクトを指定します。オブジェクトを選択は、[オブジェクト](Object)データ タイプを出力し、通常、[オブジェクト](Object)または[ジオメトリ](Geometry)サブオペレータの入力にワイヤリングされます。
インタフェース
- Type
- 選択できるオブジェクトのタイプを指定します。オブジェクトの選択はエクスポーズできるパラメータなので、ユーザによる不適切なオブジェクト タイプの指定が防止できます。選択肢は、以下のとおりです。
- [すべて](All)パーティクル システムを除いて、シーン内のライトやスペース ワープといった非ジオメトリ オブジェクトを含むすべてのオブジェクトが選択できます。
- [ジオメトリ](Geometry)ジオメトリ オブジェクトだけを選択できます。
- [PFlow システム](PFlow Systems)パーティクル フロー システムだけを選択できます。
- 独立した PFlow システム(Independent PFlow System)
- [オブジェクトを選択](Select Object)サブオペレータでは、他のパーティクル フローをデータ収集のための参照オブジェクトとして使用できます。これにより、2 つのパーティクル フローが相互に参照する場合に問題が発生する可能性があります。これは、不適切な参照ループが構成されるためです。この状態を解決するには、このオプションを使用します。
オンになっている場合、データを収集する前に、参照パーティクル フローが現在のフレームに更新されて、そのデータのみが取得されます。オフになっている場合、データ収集の前に、参照パーティクル システムの更新は試行されません。
相互に依存している 2 つのパーティクル システムがある場合、最初に[キャッシュ ディスク](Cache Disk)オペレータを使用して、すべてのフレームの全体的なパーティクル システムの状態を事前に計算します。そうしないと、参照ループのある履歴従属パーティクル フローがネットワーク レンダリングで矛盾する場合があります。
- [単一オブジェクト]
- 選択されている場合、既定で[なし](None)と表示されているボタンをクリックして、シーン内の単一の既定のオブジェクトを選択し、ビューポートでオブジェクトを選択することができます。このパラメータをエクスポーズすると、ユーザがこのボタンを使用できます。 注: グループ内のオブジェクトを選択すると、グループ全体が指定されます。グループのメンバを指定するには、[複数オブジェクト](Multiple Objects)を選択し、[追加](Add)をクリックして、オブジェクトを選択します。
- [複数オブジェクト]
- 選択されている場合、[追加](Add)をクリックし、オブジェクトを選択してリストに追加するか、[リスト別](By List)をクリックし、必要な数のオブジェクトをハイライト表示することにより、任意の数のオブジェクトを追加することができます。[除去](Remove)を使用して、リストからハイライト表示された項目を削除します。
[追加](Add)を使用する場合は、グループ全体ではなく、個々のグループ メンバを指定することができます。ただし、[リスト別](By List)を使用する場合は、グループ メンバではなく、グループのみ(および他のオブジェクト)がリストに表示されます。
3ds Max にある類似のリストとは異なり、同じオブジェクトをこのリストに必要な回数だけ追加することができます。これは、オブジェクトのリスト内の配置がそのインデックスを決定するためです。[ジオメトリ](Geometry)などの他のサブオペレータがこのインデックスを操作できます。オブジェクトをリストに何度も追加すると、特定の計算を行う場合に、他のオブジェクトに比べて余分となる重みがオブジェクトに加わります。