ランダム モーションの作成には、各 Biped 独自のモーション フローが使用されます。Biped のモーション フローが共有モーション フローである場合、共有モーション フローがランダム モーションの計算に使用されます。
モーション フローを共有する Biped は、グラフのみを共有します。スクリプトは、共有モーション フローのクリップに指定されていますが、スクリプトはその Biped に固有です。その Biped のモーション フロートとスクリプトは、操作することができます。モーション フローを共有する Biped にランダム モーションを作成するか、群集システムを使用してモーション フローを作成することができます。
[共有モーション フロー](Shared Motion Flow)アイコンの周囲の白い丸は、Biped が共有モーション フローを使用していることを表します。その Biped のモーション フロー グラフを編集すると、グラフ ダイアログ ボックスのタイトルには、共有モーション フローの名前の前に「共有モーション フロー グラフ」と表示されます。
共有モーション フロー内の Biped は、それぞれの下半身のスケールと構造が同じでなければなりません。共有モーション フローでは、異なるサイズがある場合の適合は行われません。群集に異なるサイズの Biped を使用する場合は、各サイズごとに共有モーション フローを作成します。
共有モーション フローの設定方法の詳細は、モーション フローの共有を参照してください。
削除されたモーション フローを共有する Biped のスクリプトは、削除されます。これらの Biped のモーション フロー グラフは空で、スクリプトはありません。
このファイルは、後述する[保存](Save)コマンドを使用して作成します。このファイルには、共有モーション フロー グラフ、およびモーション フローを共有するすべての Biped のスクリプトが含まれます。
このファイルには、共有モーション フロー グラフ、およびモーション フローを共有するすべての Biped のスクリプトが含まれます。
この機能を使用すると、Biped や群集のシミュレーション セットアップの速度が向上します。Physique を使用しない Biped を利用して群集シミュレーションを作成および微調整し、共有モーション フローを保存し、Physique を使用する群集の最終メンバをロードまたは作成してから、共有モーション フローをロードします。手順については、「共有モーション フローを別の Biped グループに適用するには:」を参照してください。
モーション フローを共有する Biped のリストに Biped を追加します。Biped を追加すると、その Biped の現在のモーション フロー グラフとモーション フロー スクリプトが削除されます。追加した Biped には、共有モーション フロー グラフが割り当てられます。Biped は、1 つのモーション フロー グラフしか共有できません。別の共有モーション フローに Biped を追加するには、現在の共有モーション フローからその Biped を削除しなければなりません。
これらの Biped のスクリプトが削除されます。これらは、空のモーション フロー グラフを持つことになります。
群集システムでモーションの計算を実行するには、モーション フロー モードをオンにしておく必要があります。これは、複数の Biped に対してモーション フロー モードをオンにする便利な方法です。
スケールに誤りのある Biped のフィギュア全体をリセットし、正しいスケールの Biped のフィギュア構造と一致させます。
共有モーション フローに初めて Biped を追加すると、その Biped のサイズが適用されます。2 番目以降に追加する Biped の脚のスケールが最初の Biped と一致しない場合、リストに「間違ったスケール」と後ろにマークされます。
共有モーション フロー内で使用する Biped は、すべて下半身の構造とスケールが同じでなければなりません。