[回転](Rotation)オペレータを使用すると、イベント実行中のパーティクルの方向を設定したりアニメートできます。オプションでランダムに変動させることもできます。方向は 5 つの異なるマトリクスで適用できます。このうち 2 つはランダムで 3 つは明示的なマトリクスです。一部のオプションでは、指定された方向からのランダムな変動や発散を設定できます。
パーティクルをスピンさせるには、[スピン](Spin) オペレータを使用します。
ユーザ インタフェースは、[パーティクル ビュー](Particle View)ダイアログ ボックスの右側のパラメータ パネルに表示されます。
[X]/[Y]/[Z]設定を使用して、すべてのパーティクルの方向を指定します。
既定値では、[速度](Speed)オペレータ [アイコンの矢印に沿う](Along Icon Arrow)オプションを使用すると、パーティクルは発生時にまっすぐ下向きに設定されます。
[X]/[Y]/[Z]設定を使用して、すべてのパーティクルの方向を指定します。
たとえば、[ターゲット探査](Find Target)テストを既定の[Event 01]に追加し、ターゲットを横向きに移動させ、[回転](Rotation)を[速度スペース フォロー](Speed Space Follow)に設定した場合、パーティクルは、発生時には[速度](Speed)オペレータによる方向設定のとおりにまっすぐ下向きで、次第に自分の移動方向に合わせて(ターゲットの方向に)向きを変えていきます。
[X]/[Y]/[Z]設定を使用して、すべてのパーティクルの方向を指定します。[発散](Divergence)の設定は、[速度スペース フォロー](Speed Space Follow)の使用時は使用できません。
ワールド軸の 1 つを指定するには、対応するパラメータをゼロ以外の任意の値に設定し、その他はゼロに設定します。負の値の場合は軸が反転します。これらの数値が意味を持つのは、X 軸、Y 軸、Z 軸のいずれとも異なる軸を使用する場合です。この場合は、ゼロ以外の値を複数指定します。その効果はそれぞれの値の比によって決まります。たとえば、軸を正の X 軸と Y 軸の間の中間地点に向ける場合は、[X]と[Y]に同じ正の値を設定します。実際の数値は問題ではありません。同様に、軸を X 軸から Y 軸方向へ 30 度(角度の 1/3)に設定するには、[Y]値を[X]値の 2 倍に設定します。たとえば、[X]を 0.2 で [Y]を 0.4、または[X]を 0.5 で [Y]を 1.0 に設定します。
[独自性](Uniqueness)の設定は、[ランダム 3D](Random 3D)オプションや[ランダム水平](Random Horizontal)オプションによる方向のランダム化、および[発散](Divergence)にも影響を及ぼします。