マップ出力セレクタ マップは、Substance などの複数出力を持つマルチ出力のマップとその接続先のマテリアルの間の必要な媒介として機能します。主な機能は、マテリアルが使用するマップの出力を指定することです。
マップ出力セレクタ マップは、Substance ファイルをロードして、マルチ出力の Substance マップの出力をマテリアルのマップ入力に割り当てると、自動的に挿入されます。同様に、空の Substance マップをマテリアル マップに割り当て、複数の出力を持つ Substance ファイルをロードすると、マップ出力セレクタが自動的に挿入されます。または、マテリアル/マップ ブラウザから直接マップ出力セレクタを追加することもできます。
マップ出力セレクタ マップのシンプルなインタフェースにより、Substance マップへのアクセス、マップ チャネル インデックスの変更、マップ出力チャネルの変更ができます。たとえば、元の接続を維持したまま、出力を[拡散反射光](Diffuse)から[鏡面反射光](Specular)に変更できます。
上: 新しい Substance マップをマテリアルの[拡散反射光](Diffuse)マップに割り当てた後
中: マップ出力セレクタ マップは Substance ファイルを Substance マップにロードした後に自動的に挿入される
下: Substance マップとマテリアルの間に別の接続(鏡面反射光)を作成すると、マップ出力セレクタがもう 1 つ挿入される
入力マップの名前とタイプが表示されます。このマップに切り替えるには、ボタンをクリックします。
Substance マップの出力チャネルの ID 番号。1 は[拡散反射光](Diffuse)に対応し、2 は[鏡面反射光](Specular)に対応するなど。この設定は、[チャネル名](Channel Name)の設定にリンクしています(次を参照)。
Substance マップの出力チャネル。チャネルを変更するには、ドロップダウン リストから別のチャネルを選択します。この設定は、[チャネル インデックス](Channel Index)設定にリンクしています(前を参照)。
また、スレート マテリアル エディタを通常どおり使用して接続をワイヤリングしなおしてチャネルを変更することもできます。