シーン コンバータを使用すると、ライト、マテリアル、およびレンダラー機能をすばやく変更できます。
シーン コンバータを初めて使用すると、ART という変換プリセット ファイルとともに開きます。このファイルには、オートデスク ART レンダラーを使用するために必要なほとんどの変換ルールや、物理ベースワークフローに必要な変換機能が含まれています。
今後は、シーン コンバータに前回使用した変換プリセットが記憶されて、既定値として自動的にロードされるようになります。
手順
シーンの変換
1 つまたは複数のシーンを変換するには:
- 次のいずれかを実行します。
- 新しい変換プリセットを作成するには、[プリセット ファイルを新規作成](Create New Preset File)をクリックします。
- 既存の変換プリセットを使用するには:
- [プリセット ファイルを開く](Open Preset File)をクリックします。
- 以前に定義したプリセット ファイルにナビゲートして、選択します。
- [開く](Open)をクリックします。
- 必要に応じてプリセットを修正します。
- 必要に応じて変換ルールを定義します。
- [オプション](Options)パネルで設定を定義します。
- [シーンを変換](Convert Scene)をクリックします。
レンダリング プリセットを使用してシーンを変換する場合は、合成するカテゴリを選択するよう要求するダイアログ ボックスが表示されます。右下に進行状況バーが表示されます。現在のファイルのバックアップが作成され、プリセット内の変換ルールがシーンに適用されます。
注: 処理時間はシーンの複雑さとサイズによって異なります。
変換ルールの定義
変換のプリセットを修正するには:
- シーン コンバータ内でプリセット ファイルを開きます。
- [変換ルール](Conversion Rules)領域で、次のいずれかの操作を実行します。
- [全てを展開](Expand All)を選択します。
- ツリー ビューを手動で展開します。
-
[Ctrl]を押しながら、変更する変換ルールをクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
- 選択したルールを使用して、プリセット内の他のルールをすべて無視するには、[選択した項目にのみ適用](Apply Only Selected)をクリックします。
- プリセットからルールを削除するには、[選択を除去](Remove Selected)をクリックします。
レンダラーを定義するには:
- [エディタ](Editor)パネルを選択します。
- [レンダラーの変更先](Change Renderer To)リストでレンダラーを選択します。
注: インストールされたレンダラーのみを選択し、インストールされた機能にのみ変換を実行できます。
- [レンダリング プリセットを使用](Use Render Preset)リストでレンダリング プリセットを選択します。
注: [レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスでレンダリング プリセットを作成できます。現在のプロジェクトを使用するには、プリセット ファイルが RenderPresets フォルダ内になければなりません。
ルールを追加するには:
- [エディタ](Editor)パネルを選択します。
- [ソース](Source)領域で、次のいずれかの操作を行います。
- [全てを展開](Expand All)を選択します。
- ツリー ビューを手動で展開します。
- 特定のソース(変換対象)を選択し、[出力先](Destination)領域でソースの変換先を選択します。
- [ルールを追加](Add Rule)をクリックします。