インタラクティブ更新

[インタラクティブ更新](Interactive Update)では、トラック ビューでキーを編集するときリアルタイムでビューポートを更新するかどうかを制御できます。オフにすると、アニメーションの再生速度が改善されることがあります。

インタラクティブ更新

オンの場合、トラック ビューで、マウス ボタンを押し下げてキーを編集しながら、ビューポートに現在表示されているフレームに変更を加えることができます。オフの場合、ビューポートは、マウス ボタンから指を離した後更新されます。既定値はオフです。

たとえば、現在の位置がフレーム 10 で、フレーム 0、20、30、50 に位置キーがあるとします。この場合、[インタラクティブ更新](Interactive Update)をオンにしてフレーム 0 または 20 のキーをドラッグして編集すると、その様子がビューポートにリアルタイムで表示されます。ところが、フレーム 50 のキーを編集しても、現在のフレームの位置は変更されません。したがって、[インタラクティブ更新](Interactive Update)がオンでもオフでも、ビューポートの表示は変わりません。

トラック ビュー内のあらゆるキーの編集結果をリアルタイムで確認するには、[カーソル時間を同期](Sync Cursor Time)を使用します。[カーソル時間を同期](Sync Cursor Time)をオンにすると、[インタラクティブ更新](Interactive Update)が自動的にオンになります。したがって、すべての変更をインタラクティブに確認することができます。

大きなファイルで多数のキーを移動しているときは、オフのままにしておきます。既定値はオフです。

キーを編集しなくても、アニメーションを再生したり、トラック ビューを開いてタイム スライダをドラッグするだけで、パフォーマンスが低下することがあります。この場合は、[インタラクティブ更新](Interactive Update)がオンになっているかどうかを確認し、オンになっている場合はオフにします。これで、再生のパフォーマンスが改善されます。