一般に、法線とスムージングを調整して、オブジェクトのレンダリングを準備します。法線とは、面または頂点の向きを定義する単位ベクトルのことです。スムージング グループは、サーフェスをシャープなエッジまたはスムーズなサーフェスでレンダリングするかを指定します。
法線が指す方向が、面または頂点の表側、つまり外側(通常、表示およびレンダリングされる側)のサーフェスになります。面法線を手動で反転または統一すると、モデリング操作または他のプログラムからメッシュを読み込んで発生したサーフェスのエラーを修正することができます。
スムージング グループは、1 つのオブジェクトの複数の面に対して、番号で割り当てます。1 つの面に最大 32 のスムージング グループを指定できます。エッジを共有する 2 つの面のスムージング グループが同じ場合、2 つの面はスムーズなサーフェスとしてレンダリングされます。スムージング グループが異なる場合、2 つの面の間のエッジはコーナーとしてレンダリングされます。スムージング グループ割り当ては、手動で変更またはアニメートすることができます。スムージング グループを変更しても、ジオメトリは一切変更されません。面とエッジのシェーディング方法が変更されるだけです。