Microsoft .NET Framework を使用すると、VB.NET や C# などのプログラミング言語を使用して AutoCAD ベースの製品と共同操作できるアプリケーションを作成できます。
.NET Framework は、Microsoft 社が開発した、どのような言語でも使用できるプログラミング環境です。ランタイム環境に加え、Framework では、共同操作が可能で安全な Windows ベースまたは Web ベースのアプリケーション開発を容易にするクラス ライブラリを用意しています。
AutoCAD ベースの製品は、ObjectARX マネージ ラッパークラスを使用した .NET アプリケーション開発をサポートします。
マネージ ラッパー クラスは、ObjectARX SDK のほとんどのクラスに対して提供されており、VB.NET や C# を含め、.NET Framework がサポートしている任意の言語を使用してアプリケーションを記述できます。マネージ ラッパー クラスには、データベース機能が実装されており、図面形式(DWG)ファイルを読み取ったり書き込むアプリケーションを記述できます。また、コマンド プロンプト、フィーチャ ダイアログ ボックス、図面エディタ、構成要素のパブリッシュや印刷などの、ユーザ インタフェース要素にアクセスできます。
.NET Framework については、Microsoft 社のマニュアルを参照してください。