グループ コードとその値は、オブジェクトや図形の特定のデータを定義します。グループ コードの直後の行に、そのグループコードの値が記述されます。この値には、文字列、整数値、浮動小数点値があり、たとえば点の X 座標などを表します。グループの 2 行目以降の行は、グループ定義およびグループに関するデータによって異なります。
特定のグループ コードは、ファイル セパレータとして使用されています。たとえば、セクションやテーブルなどの開始と終了を示したり、ファイル自体の終了を示します。
図形、オブジェクト、クラス、テーブルとテーブル項目、ファイル セパレータは、グループ コード 0 で始まり、この後に、グループを表す名前が続きます。
DXF ファイルの文字列は、最大 256 文字までです。AutoCAD 図面に 256 文字を超える長さの文字列が含まれていると、超えた分の文字列が SAVE[保存]、SAVEAS[名前を付けて保存]、WBLOCK[ブロック書き出し]コマンドで切り捨てられます。DXF ファイル内に 256 文字を超える文字列が含まれていると、OPEN[開く]コマンドと INSERT[ブロック挿入]コマンドは失敗します。