この実習では、パーツ ビルダでボールト構造物の作成を開始するにあたり、構造物カタログ内で新規パーツ チャプタおよび新規パーツ ファミリを作成します。
また、パーツ ビルダのパラメトリック モデリング環境で作業平面を設定して、この後の実習でパーツのモデルを作成できるようにします。
パーツ ビルダの環境で作業するので、この実習を開始するために図面を開く必要はありません。ただし、「実習 5: 新規パーツを使用する」では、図面(Part Builder-3a.dwg)を開き、パイプ ネットワークでパーツを使用します。
AutoCAD Civil 3D のチュートリアル図面フォルダには、完成した状態のパーツ(この場合は、ボールト マンホール構造物)を含んだ図面が収録されています。この実習を終了する前または終了した後に、Part Builder-3b.dwg ファイルを開いて、完成したパーツの状態を確認することができます。
- タブ
パネル
検索 の順にクリックします。[スタートアップ - カタログ画面]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [US インペリアル構造物カタログ]フォルダをクリックし、[新規チャプタ]をクリックします。名前として Custom と入力し、[OK]をクリックします。カスタム構造物用の新しいチャプタが作成されます。
- Custom フォルダが選択されていることを確認し、[新規パラメトリック パーツ]をクリックします。[新規パーツ]ダイアログ ボックスが表示されます。
- 名前として、Vault 5106-LA with Top 5106TL3- 332 と入力します。[注釈]の隣のボックスをクリックします。既定によって注釈はパーツ名と同じになります。[OK]をクリックします。パーツ ビルダ環境が起動します。
- [パーツ環境設定]を展開し、次のように変更します。
- [未定義のパーツ タイプ]: [ます構造物]に変更します
- [未定義]: [Rectangular Vault]に変更します(このフィールドをダブルクリックして、Rectangular Vault と入力します)
- [未定義の外形状]: [直方体]に変更します
パーツがます構造物のプロパティを持つ直方体形状として設定されます。
- [モデリング]を展開します。[作業平面]を右クリックし、[作業平面を追加]をクリックします。[作業平面を作成]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [平面図]をクリックし、[OK]をクリックします。平面図の作業平面が作成されます。
- [作業平面]を展開します。[上面]を右クリックし、[名前変更]をクリックします。名前を Rim に変更します。この作業平面は、新しい構造物のリム標高になります。
- [パーツ ファミリを保存]をクリックします。[はい]をクリックします。次の実習のためにパーツ ビルダを開いたままにしておきます。パーツが検証されて保存されます。
このチュートリアルを続けるには、「実習 2: ボールトの上部横断ジオメトリを定義する」に進んでください。