Advanced_Lighting_Override : Material
Advanced_Lighting_Override - superclass: material; super-superclass:MAXWrapper - classID: #(689195325, 1828668151)
このマテリアルはラジオシティ計算で使用する基本マテリアルの物理的性質を上書きするために使用されます。
注:
3ds Max での Advanced_Lighting_Override マテリアルは、Autodesk VIZ では Radiosity_Override と呼ばれますが、両方のアプリケーションで同じ ClassID になります。
<Check Alignment of PHs>また、このマテリアルのクラス インスタンスは、両方のアプリケーションにおいてエイリアス discreetRadiosityMaterial を使用して構成できます。3ds Max と Autodesk VIZ 間で確実に互換性を保てるようにすることをお勧めします。
次の式を使用してクラスをチェックします。
classof my_mat == discreetRadiosityMaterial
その結果、両方のアプリケーションで true が返されます。
3ds Max コンストラクタ
advanced_lighting_override...
discreetRadiosityMaterial...
Autodesk VIZ コンストラクタ
radiosity_override ...
discreetRadiosityMaterial ...
プロパティ
<Advanced_Lighting_Override>.baseMaterial Standardmaterial default: (null):Standard -- material; SubAnim
コントロールする必要のあるラジオシティを持つ基本マテリアルを含みます。
<Advanced_Lighting_Override>.bumpScale Float default: 1.0 -- animatable; float
バンプ スケール値を取得/設定します。
間接照明で照らされた領域での、基本マテリアルのバンプ マッピングの影響をスケールします。
この値を 0(ゼロ)にすると、間接光の場合にはバンプ マッピングは行われません。
[間接バンプ スケール](Indirect Light Bump Scale)の値を大きくすると、間接照明下でのバンプの効果が大きくなります。
この値は、ベースとなっているマテリアルに直接照明が当たっている領域でのバンプの量には影響しません。
<Advanced_Lighting_Override>.colorBleed Float default: 1.0 -- animatable; float
カラー透過値を取得/設定します。
ラジオシティー処理中、反射カラーの彩度をコントロールします。
その範囲は、Autodesk VIZ において、0.0 から 1.0 になります。
範囲は、3ds Max において、0.0 から 1000.0 になります
<Advanced_Lighting_Override>.luminanceScale Float default: 0.0 -- animatable; float
輝度スケール値を取得/設定します。
基本マテリアルの自己照明コンポーネントをスケールします。
<Advanced_Lighting_Override>.reflectanceScale Float default: 1.0 -- animatable; float
反射率スケール値を取得/設定します。
反射レイのエネルギーの増加または減少をスケールするために使用されます。
範囲は、Autodesk VIZ において、0.1 から 5.0 になります。
範囲は、3ds Max において、0.0 から 1000.0 になります
<Advanced_Lighting_Override>.transmittanceScale Float default: 1.0 -- animatable; float
透過率スケール値を取得/設定します。
マテリアルから送られるラジオシティ エネルギーの量をコントロールするために使用されます。
範囲は、3ds Max において、0.0 から 1000.0 になります
(Autodesk VIZ での Radiosity_Override マテリアルでは、範囲は 0.1 から 5.0 になります)。