mr プロキシ: GeometryClass

mr_Proxy - superclass: GeometryClass; super-superclass:node - 18:0 - classID: #(771832789, 331352827) 

Value > MAXWrapper > ノード > GeometryClass > mr_Proxy

 

   

ジオメトリ オブジェクト - クイック ナビゲーション

mr_Proxy ジオメトリ オブジェクトを使用すると、レンダリング中に mental ray がディスクから直接使用できるジオメトリをファイルに保存できます。これにより、3ds Max シーンに実際のジオメトリを保持することなく、mental ray を使用して、非常に複雑なシーンをレンダリングできるようになります。

3ds Max 2009 以降 で使用可能です。

   

コンストラクタ:

mr_proxy... mental_ray_Proxy... 

プロパティ

ソース オブジェクト

<mr_Proxy>.SrcGeometry UndefinedClass default: undefined -- node; Source_Geometry 				

ソース ジオメトリ オブジェクトを取得/設定します。

   

<mr_Proxy>.Write BooleanClass default: false -- boolean; Transient_Write_Flag 			 

プロキシ ファイルを保存するための書き込みフラグを true に設定します。 [オブジェクトをファイルに書き出し](Write Object to File)ボタンを押す操作に相当します。

プロキシ ファイル

<mr_Proxy>.fileName UndefinedClass default: undefined -- filename; File_Name; 		  

プロキシ ファイル名を取得します。

   

<mr_Proxy>.Scale Float default: 1.0 -- animatable; float; mrProxyScale 		

プロキシ スケールの値を取得/設定します。

ディスプレイ

<mr_Proxy>.Points Integer default: 128 -- integer; Points_to_display; mrProxyScale 	 

ビューポート内のジオメトリ頂点を表す点の数を取得/設定します。

   

<mr_Proxy>.TrianglesUI Integer default: 0 -- integer; Transient_Triangle_Count   

UI に表示されているプロキシ ファイルに格納されている三角形の数を取得します。

   

<mr_Proxy>.ShowPointCloudBooleanClass default: true -- boolean; Show_Point_Cloud 

[ポイント クラウドを表示](Show Point Cloud)チェックボックスの状態を取得および設定します。

 

<mr_Proxy>.ShowBBoxBooleanClass default: false -- boolean; Show_Bounding_Box 

[バウンディング ボックスを表示](Show Bounding Box)チェックボックスの状態を取得/設定します。

アニメーション サポート

<mr_Proxy>.Animated BooleanClass default: false -- boolean; Animation 

[アニメーション サポート](Animation Support) > [フレーム](On Frame)チェックボックスの状態を取得/設定します。

   

<mr_Proxy>.AnimFrames Integer default: 50-- integer; Animation_Frame_Count 

[アニメーション サポート](Animation Support) > [フレーム](On Frame)の値を取得および設定します。

   

<mr_Proxy>.AnimSpeed Float default: 1.0 -- float; Animation_Speed 

アニメーション速度の値を取得および設定します。

   

<mr_Proxy>.AnimOffset Integer default: 0 -- animatable; integer; Animation_Frame_Offset 

アニメーション オフセットの値を取得および設定します。

   

<mr_Proxy>.AnimPingPong BooleanClass default: false -- boolean; Ping_Pong_Replay 

[ピンポン再生](Ping-Pong Replay)チェックボックスの状態を取得/設定します。

内部プロパティ

<mr_Proxy>.Flags Integer default: 0 -- integer 

内部フラグ。

[オブジェクトをファイルに書き出し](Write Object to File)ダイアログ ボックス

<mr_Proxy>.SaveSingleObjectPreview BooleanClass default: true -- boolean; Exclude_other_objects_when_generating_Preview 

他のオブジェクトを除外のチェックボックスの状態を取得/設定します。

   

<mr_Proxy>.SaveAutoView BooleanClass default: true -- boolean;The__Preview__image_is_automatically_zoomed_such_that_the_object_is_centered_and_fills_the_image 

[自動全範囲ズーム](Automatic Zoom Extents)チェックボックスの状態を取得/設定します。

mrProxy インタフェース

Interface:mrProxyInterface

メソッド:

<bool> writeProxyDlg <node>node replace :<bool> 

replace 既定値: false

指定されたノードの保存の準備として[mr プロキシ 作成](mr Proxy Creation)ダイアログ ボックス(上のスクリーンショットを参照)を開きます。このダイアログ ボックスで、タイミングとプレビュー生成オプションを手動で選択する必要があり、[OK]ボタンを押すと作成が開始されます。

replace: true の場合、プロキシはソースに位置合わせされ、ソースは自動的に削除されて、実質的にソースがプロキシに置きかえられます。

replace: false (既定値)の場合、プロキシは元の位置のままとなり、ソースは削除されません。

   

<void> writeProxy <node>node <filename>fileName zoom:<bool> single:<bool> replace:<bool> animation:<bool> start:<integer> end:<integer> 

zoom 既定値: true

single 既定値: true

replace 既定値: false

animation 既定値: false

start 既定値: 0

end 既定値: 0

[mr プロキシ 作成](mr Proxy Creation)ダイアログ ボックスを使用せずに、指定されたノードを指定された名前のファイルに書き込みます。

zoom: true (既定値)の場合、保存されたノードのプレビュー サムネイルが自動的にズーム拡大されます。

zoom: false の場合、全範囲ズームは行われずに現在のビューが使用されます。

single: true (既定値)の場合、ソースのみがプレビューにレンダリングされます。これは、[mr プロキシ作成](mrProxy creation)ダイアログ ボックスの[ソース オブジェクトのみプレビューに含む](Include only Source object in Preview)オプションと、これに対応する前述の . SaveSingleObjectPreview プロパティに対応しています。

single: false の場合、ソースだけがプレビューにレンダリングされます。 

replace: true の場合、プロキシはソースに位置合わせされ、ソースは自動的に削除されて、実質的にソースがプロキシに置きかえられます。

replace: false (既定値)の場合、プロキシは元の位置のままとなり、ソースは削除されません。

animation: false (既定値)の場合、現在のフレームだけがディスクに書き込まれます。

animation: true start: パラメータおよび end: パラメータが指定されていない場合、現在のアニメーション セグメントが、フレームごとに 1 ファイルを使用して保存されます。 animation: true で start パラメータおよび end パラメータが指定されている場合、代わりにユーザ定義の範囲が使用されます。 start: パラメータと end: パラメータのいずれかだけが指定されている場合、ファイルは書き込まれません。

例:

--The followingcodesavesa boxto a custom file name--on the current frame and replaces the source--with the proxy, effectively deleting theboxand moving--the proxy to its position:theProxy = mrProxy()theBox = Box pos:[10,20,30] lengthsegs:10 widthsegs:10theProxy.writeProxytheBox"c:\\temp\\box01_.mib"replace:true  --The following savesthe existingTeapot01using--one file per frame of the whole animation segment--tothe file name already specifiedintheexisting--mrProxy01 object:$mrProxy01.writeProxy $Teapot01 $mrProxy.filename animation:true