Box2 クラスは、整数の座標を用いて 2 次元の矩形の領域を表します。Box2 クラスは、ボックスの各座標を返す、座標をスケールあるいは移動する、中心を取得する、サイズを変更する、点がボックス内にあるかどうかを判断するなどのメソッドを提供します。Box2 値は、「ビューポート描画メソッド」で説明されているビューポート グラフィックのメソッドで主に使用されます。
左上隅が [x,y] 、幅が w 、高さが h の Box2 を作図します。
指定されたコーナーから Box2 オブジェクトを作図します。
<Box2>.x: Integer <Box2>.y: Integer <Box2>.w: Integer <Box2>.h: Integer <Box2>.left: Integer, alias of x property <Box2>.right: Integer <Box2>.top: Integer, alias of y property <Box2>.bottom: Integer <Box2>.center: Point2, read-only
right プロパティの計算式は、 right = x + w -1 です。 bottom プロパティの計算式は、 bottom = y + h -1 です。通常、 right または bottom プロパティを設定すると、 w および h プロパティがそれぞれ変更されます。ただし、 right の値が left の値より小さい場合は、 right と left の値が入れ替わり、 left の値は新しい値となります。同様に、 bottom の値が top の値より小さい場合は、 bottom と top の値が入れ替わり、 top 値は新しい値となります。
標準の比較演算子です。2 つの Box2 値のコンポーネント値がすべて同じ場合、それらの値は等しいとみなされます。
ボックスの中心のまわりでボックスの座標のスケールを行います。
Point2 値が Box2 内に含まれているかどうかを確認します。その Point が Box2 の内側、もしくは Box2 エッジにある場合は true を返します。それ以外の場合は、 false を返します。
Box の座標を top < bottom かつ left < right となるように調整します。
Box2 が特別な「空」値を含む場合は true を返します。それ以外の場合は、 false を返します。