MAXScript に関する質問と回答 > 処理速度を上げる方法 > 「flagForeground」ノードのビューポート状態のメソッドを使用する |
3ds Max グラフィックス パイプラインでは、ビューポートの再描画速度を向上する目的でデュアル プレーン方式を使用できます。わずかなオブジェクトだけが変更されている場合は、グラフィックス サブシステムにより、バックグラウンドとしてフラグが設定されている未変更オブジェクトだけを示すビューポート DIB ビットマップのスナップショットを撮ることができます。その後でグラフィックス パイプラインは変更されているオブジェクトだけを評価し、バックグラウンド ビットマップの上から描画します。これらのオブジェクトは内部的にフォアグラウンドとしてフラグが設定されます。
flagForeground メソッドは、ビューポートのフォアグラウンド/バックグラウンド面におけるシーン ノードの状態を設定します。これにより、特定のノードに対してインタラクティブに操作できます。フォアグラウンド面に配置されたノードは個別に再描画され、スクリプトで書かれたロールアウト パネルでスピナからそのノードをインタラクティブに変更する作業は、大幅に高速になります。
[修正](Modify)パネルの速度が低下する可能性 - 可能な場合は[作成](Create)パネルに変更する