ActiveX コントロールを使用したスクリプトの DotNet コントロールを使用したスクリプトへの変換

MAXScript に DotNet のサポートが導入されたのは、3ds Max ユーザ インタフェースで幅広く使用されていた ActiveX コントロールが 64 ビット バージョンの Windows では使用できなくなったことが主な理由です。

3ds Max 9 以前のバージョンで作成されたスクリプトを 64 ビット Windows オペレーティング システムで実行するためには、スクリプトを修正する必要があります。

以下の例は、ActiveX コントロールを DotNet コントロールに変換する手順を示しています。

ActiveX ListView コントロールの DotNet ListView コントロールへの変換

ActiveX TreeView コントロールの DotNet TreeView コントロールへの変換

以下の 3ds Max コンポーネントは、DotNet コントロールに対応するために更新されています。

[3dsMax Path]¥ui¥macroscripts¥Macro_BakeTextures.mcr

[テクスチャをレンダリング](Render To Texture)ダイアログ ボックスは、ActiveX コントロールの代わりに DotNet ListView コントロールを使用するように更新されています。

[3dsMax Path]¥ui¥macroscripts¥Macro _NamedSelSets.mcr

[名前付き選択セット](Named Selection Sets)エディタ ダイアログ ボックスが更新され、ActiveX コントロールに代わって DotNet の TreeView コントロールが使用されるようになりました。これは、DotNet TreeView コントロール内でドラッグ アンド ドロップを使用する場合の良い例です。

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