トラック ビュー

[トラック ビュー](Track View)ウィンドウの関数は、trackView という構造パッケージ内に組み込まれています。

これらの関数は、名前付きトラック ビューで操作します。通常、この名前で[トラック ビュー](Track View)ウィンドウを識別します。

トラック ビュー関数は次のとおりです。

trackView.open <name_string>

指定された名前の既存のトラック ビューを開いたり、トラック ビューを指定された名前で新規作成します。True の値を返します。

trackView.zoomSelected <name_string>

名前付きトラック ビューを現在選択されているオブジェクト上でズームします。

この関数を操作するには、ワールド トラックが拡張されていなければなりません。

オブジェクト トラックは、閉じている場合は自動的に拡張されます。

選択したオブジェクトのトラックがウィンドウの上部に配置されるように、階層表示がスクロールされます。

複数のオブジェクトを選択する場合は、階層内で選択された最初のオブジェクトが最上部に配置されます。

オブジェクトが選択されていない場合は、何も実行されません。

このメソッドは、True を返します。ただし、名前付きトラック ビューが存在しない場合や開いていない場合は、False を返します。

trackView.close <name_string>

名前付きトラック ビューを閉じます。

このメソッドは、True を返します。ただし、名前付きトラック ビューが存在しない場合や開いていない場合は、False を返します。

trackView.pickTrackDlg [#multiple] [<filter_function>] [options:<integer>]

詳細については、「[トラック ビュー選択](Track View Pick)ダイアログ ボックス」を参照してください。

trackView.numTrackViews()

定義済みの名前付きトラックビューの数を返します。

trackView.getTrackViewName <index_integer>

インデックスで指定されたトラック ビューの名前を文字列で返します。

インデックスは 1 で始まります。

trackView.setFilter "name_string" {<filter_flag_name>} [#noRedraw]
trackView.clearFilter "name_string" {<filter_flag_name>} [#noRedraw]

これらのメソッドでは、表示フィルタ フラグを設定およびクリアして、名前付きトラック ビュー内で表示されている項目をコントロールできます。

このメソッドは、True を返します。ただし、名前付きトラック ビューが存在しない場合や開いていない場合は、False を返します。

フィルタ フラグは、1 つの呼び出しに対していくつでも指定できます。

有効なフィルタ フラグ名は次のとおりです。

次の 3ds Max システム グローバル変数は、トラック ビューに適用されます。

globalTracks

トップ レベルのグローバル トラック ノードを定義する MAXTVNode 値がトラック ビューに含まれます。

「トラック ビュー ノード」を参照してください。

この変数は読み込み専用です。

trackViewNodes

トップレベルのワールド ノードを定義する MAXTVNode 値がトラック ビューに含まれます。

「トラック ビュー ノード」を参照してください。

この変数は読み込み専用です。

videoPostTracks

トップレベルのビデオポスト トラック ビュー ノードを定義する MAXTVNode 値が含まれます。

「トラック ビュー ノード」を参照してください。

この変数は読み取り専用です。