XGen キャッシング(Caching) サブメニュー

インタラクティブ グルーミング スプラインのディスクリプションを保存およびロードするには、これらのキャッシング(Caching)オプションを使用します。従来の XGen ディスクリプションでは、キャッシング(Caching)オプションはサポートされていません。

新規キャッシュの作成(Create New Cache)

ヘアを選択したディスクリプションから Alembic キャッシュに保存した後に、キャッシュ ファイルをシーンにロードします。

キャッシュ オプションを設定するには、生成 > 新規キャッシュの作成(Generate > Create New Cache) > を選択します。

注: ファイル フォーマット(File Format)が、インタラクティブ グルーミング スプラインでサポートされる唯一の Alembic 書き出しの詳細オプション(Advanced Option)です。

新規キャッシュの作成(Create New Cache)オプションは、Alembic の書き出しオプション(Alembic Export Options)と似ています。

キャッシュの読み込み(Import Cache)

インタラクティブ グルーミング スプラインのディスクリプションからヘアを含む Alembic キャッシュ ファイルをロードできます。

Alembic の読み込みオプション(Alembic Import Options)」を参照してください。
注: タイム レンジに適合(Fit Time Range)および現在のタイムを開始フレームに設定(Set Current Time to Start Frame)のみが、インタラクティブ グルーミング スプラインによってサポートされる唯一の読み込みオプションです。
キャッシの書き出し(Export Cache)

ヘアを後でロードできるように、選択したディスクリプションからヘアを Alembic キャッシュ ファイルに保存します。

キャッシュ オプションを設定するには、生成 > キャッシュの書き出し(Generate > Export Cache) > を選択します。

(オプション)サードパーティ製の Alembic インポータによってサポートされる標準の Alembic ファイルを作成するには、キャッシュの書き出し(Export Cache)オプション ウィンドウの詳細オプション(Advanced Options)セクションで次のオプションを設定します。

  • 複数のトランスフォーム(Multiple Transform): キャッシュ ファイル内の各ヘアに対してトランスフォームとカーブ ノードを作成します。

    それ以外の場合は、ヘアはディスクリプションのトランスフォーム ノードの下にカーブのグループ ノードとしてキャッシュされます。

  • 最終的な幅を書き込み(Write Final Width): Alembic キャッシュに各ヘアの CV ごとの最終的な幅を保存します。CV ごとの最終的な幅は、CV ごとの 幅(幅(Width)ブラシに基づく)、幅のスケール(Width Scale)、その他の幅に基づくディスクリプションのノード アトリビュート(テーパ(Taper)など)を使用して計算されます。
注: ファイル フォーマット(File Format)が、インタラクティブ グルーミング スプラインでサポートされる唯一その他の Alembic 書き出しの詳細オプション(Advanced Option)です。

キャッシュの書き出し(Export Cache)オプションは、Alembic の書き出しオプション(Alembic Export Options)と似ています。

選択項目にあるすべてのキャッシュの無効化(Disable All Caches On Selected)/選択項目にあるすべてのキャッシュの有効化(Enable All Caches On Selected)

選択したディスクリプションに属している、キャッシュのノードとファイルを一時的に無効にします。選択項目にあるすべてのキャッシュの有効化(Enable All Caches On Selected)を選択すると、これらのキャッシュのノードとファイルが再び有効になり再生されます。

キャッシュの置き換え(Replace Cache)

選択したディスクリプションに属している Alembic キャッシュを、新しく生成されたキャッシュに置き換えます。

キャッシュ オプションを設定するには、生成 > キャッシュの置き換え(Generate > Replace Cache) > を選択します。

キャッシュの削除(Delete Cache)

選択したディスクリプションに属している、キャッシュのノードとファイル を削除します。

キャッシュ オプションを設定するには、生成 > キャッシュの削除(Generate > Delete Cache) > を選択します。

キャッシュ前のノードを削除(Delete Nodes Ahead of Cache)

スプライン キャッシュ ノードを保持しながら、選択したディスクリプションに接続したモディファイアおよびスカルプト(Sculpt)ノードを含むすべての上流ノードを削除します。

このオプションは、ヘアまたはファーをキャッシュ ファイルに保存して、今後グルーミングを変更しない場合に使用します。このワークフローは、最終レンダーのキャラクタのグルーミングに必要なデータが、現在のキャッシュにすべて含まれていることを前提とします。