どのような値に対しても絶対オーバーライドまたは相対オーバーライドを作成し、ネットワークをオーバーライドに接続することができます。たとえば、カラー アトリビュートに相対的なオーバーライドを作成し、そのオーバーライドにテクスチャを接続できます。
絶対オーバーライドまたは相対オーバーライドの作成の詳細については、「レンダー レイヤ内にコレクションのオーバーライドを作成する」を参照してください。
相対オーバーライドの場合は、オーバーライドを選択し、乗算(multiply)アトリビュートの横にある ボタンをクリックします。たとえば、カラー(Color)アトリビュートをシェーダからプロパティ エディタ(Property Editor)にドラッグ & ドロップし、チェッカ テクスチャをオーバーライドの乗算(multiply)アトリビュートに接続すると、そのオブジェクトはビューポートでチェック模様になります。
絶対オーバーライドの場合は、オーバーライドを選択し、オーバーライドを作成しようとしているアトリビュート(たとえば、カラー(Color))の横にある ボタンをクリックします。
または、接続オーバーライドを使用して同じ結果を得ることもできます。ただし、値にオーバーライドを作成するこの方法はより簡単であるため推奨されています。
さらに、この機能で 2 つのネットワーク間を切り替えることもできます。
この例では、イカのボディと目のそれぞれが blinn シェーダに接続され、それらのカラー アトリビュートはファイル テクスチャに接続されています。オーバーライドを追加(Add Override)ドロップダウン リストから、相対(Relative)を選択し、カラー(Color)アトリビュートを blinn のアトリビュート エディタ(Attribute Editor)からプロパティ エディタ(Property Editor)にドラッグ & ドロップします。
相対(Relative)オーバーライドに沿ってシェーダのサブコレクションが作成されます。
相対オーバーライドを選択します。乗算(multiply)アトリビュートの横にある ボタンをクリックし、テクスチャ(たとえば、フラクタル)に接続します。
2 つのシェーディング ネットワークを切り替えるには、オーバーライドの有効/無効を切り替えます。さらに、オフセット アトリビュートの横にあるスライダをドラッグしてシェーディングの強度を調整します。