Maya 2017 Update 4 の新機能

Maya Update の概要

Maya 2017 Update 4 の新機能へようこそ。ここでは、最後の更新以降に Maya に加えられた変更の概要を説明します。Maya 2017 では、Service Pack や Extension が、通常のソフトウェア更新に置き換えられました。これにより新しい機能、通常の修正、改訂されたドキュメントを提供します。
注: 2017 の更新によって Maya API のバイナリ互換性に変更が生じることはありませんが、新機能が有効になるように API が拡張される可能性はあります。

更新の入手

各更新には、以前の更新のすべての修正および機能が組み込まれています。これらは次の場所から入手できます。

  • Mac OS: Maya ダウンロード ページ(製品のフル インストール)
  • Linux OS: Maya ダウンロード ページ(製品のフル インストール)
  • Windows: Autodesk デスクトップ アプリ(追加インストール)

Bifröst

すべてのメッシュをフレームごとの BIF ファイルとして書き出せるようになりました。詳細については、「BIF 形式を使用してメッシュを作成する」を参照してください。

BOSS

BOSS キャッシュの動作が改善されました。キャッシュ フォルダ(Cache Folder)およびキャッシュ名(Cache Name)アトリビュート内で <project><scene>、または <object> などのトークンを使用してキャッシュを保存するときに、完全に解決されたパスのコピーもシーン内に保存され、これを使用してキャッシュが再生されるようになりました。つまり、シーンを新しい名前で保存したり、別のプロジェクトに保存したりしても、このキャッシュのパスは失われません。後でキャッシュ ファイルを書き直した場合は、トークンの現在の値を使用して解決済みのパスが更新されます。

カラー管理(Color Management): 新しい入力スペース ルール

既定では、カラー管理(Color Management)プリファレンス内に新しい プリセット ルールがあります。 tx ルールは、拡張子が .tx のファイルを Raw 入力カラー スペースに割り当てます。他のプリセット ルールと同様に、Maya 2017 のプリファレンスが以前に保存されている場合は、このルールを使用できません。

API の新機能

Maya 2017 Update 4 の API の新機能の詳細については、「Maya Update 4 の API の新機能」を参照してください。