Maya 2017 Update 3 の一般的な新機能

ビューポート 2.0 の強化

Maya 2017 Update 3 では、モデリングとアニメーション、およびシェーディングとライティングに関するさまざまなビューポート 2.0 機能が強化されています。主な特長を次に示します。

シェルフの水平または垂直なドッキング

セットアップした UI レイアウトが適切に収まるように、シェルフを水平または垂直にドッキングできるようになりました。詳細については、「シェルフの方向付け」を参照してください。

ドッキングのクリアなハイライト表示

ウィンドウをドラッグする際、UI のハイライト表示がより明確になり、ウィンドウのドッキングされる位置がわかりやすくなりました。

ワークスペースの自動保存

ワークスペースのレイアウト オプション(Workspace layout options)でワークスペース レイアウトの変更を自動的に保存するかどうか選択できるようになりました。

Dash スクリプト

完全カスタマイズ可能なスクリプトの新しい形式が、チャネル ボックスに追加されました。このスクリプトを使用するには、1 つまたは複数のアトリビュートを選択して、[Alt]を押しながらこれらを右クリックし、インライン エディタを表示して、コマンドを入力します。詳細については、「Dash スクリプト」を参照してください。

コンテンツ ブラウザ(Content Browser)のパフォーマンスの向上

コンテンツ ブラウザ(Content Browser)が、以前と比べて非常に早く開くようになりました。

コンテンツ ブラウザ(Content Browser)の Python のサポート

コンテンツ ブラウザ(Content Browser)が .py ファイルをソースとして使用するようになりました。.py ファイルをドラッグして、シーンにドロップすると、onMayaDroppedPythonFile メソッドが自動的に実行されます。詳細については、「コンテンツ ブラウザからファイルを検索して読み込む」を参照してください。

さまざまなアイコンの更新

インタフェース上のさまざまなアイコンが一新され、適切なサイズに変更されました。