既存のシーンへのカラー管理の適用

カラー管理は新しいプロジェクトやシーンを開始するときに最初に設定するのが最善ですが、まだカラー管理を使用していない既存のシーンに適用する必要がある場合もあります。

1. カラー管理を使用していない既存のシーンを開きます。

   シーンが Maya LT 2015 以前のバージョンで保存されている場合、古いカラー プロファイルがどのようにカラー スペースに変換されるかに関する情報は、「古いバージョンのカラー管理との互換性」を参照してください。

2. 「カラー管理を設定する」の説明に従って、カラー管理を有効にして設定します。
3. イメージ入力のカラー スペース(Color Space)アトリビュートが正しくない場合は、「テクスチャおよびその他のイメージの入力用のカラー スペースを指定する」の説明に従って、手動で変更できます。

   変更するノードがそれほどない場合は、入力カラー スペース規則を定義して再適用するが方が速い場合があります。「規則を再適用することで既存の入力カラー スペースを自動的に変更する」を参照してください。

4. シーン内のマテリアルとライトによって使用されるカラーおよびカラー ランプは、レンダリング カラー スペースにあるものと解釈されます。「カラー管理のカラー値の検査または選択」の説明に従って、それらを修正する必要がある場合があります。