3D 異方性熱粘弾性残留応力モデルは、3D の収縮および反り解析用に開発されています。これらの仮定とトピック「3D モデルの収縮予測法」で解説されている材料モデルを使用することで、熱粘弾性残留応力モデルが比較的単純化された方法で実装されました。基本的には、残留応力には各ノードで記録された固化圧力による初期応力と、等方性または異方性の熱収縮による初期応力が含まれます。
ここで、
「g」はグローバル座標系を示します。
「l」はローカル座標系を示します。
は、グローバルなひずみからローカルなひずみへの変換行列です。
[]は、応力とひずみの関係行列です。
{g 0 }は初期応力です(固化時の圧力など)。
{g 0 }は圧力がゼロの状態から、または転移温度から室温への初期ひずみです。
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3D 残留応力の設定作業
3D 残留応力を設定するには、リボン UI の [ホーム]タブ上のボタンの順序に従うか、[スタディ タスク]ペイン内の項目の順序に従います。3D モデルを使用していること、および充填+保圧+反りまたは冷却+充填+保圧+反りを含む解析順序を選択していることを確認します。