スタディ内でのバルブ ゲート コントローラの作成

対象製品: 2017.3 Update 以降

バルブ ゲート コントローラを「最初から」作成したり、既存のコントローラを編集して、新しい名前で保存したりすることができます。

スタディ内でバルブ ゲート コントローラを作成する場合、スタディ ファイルを共有する必要があるとき、コントローラがスタディとともにエクスポートされます。ただし、スタディを作成する際にバルブ ゲート コントローラを作成する必要があります。これは、バルブ ゲート コントローラ データベース内に保存されていません。

バルブ ゲートを「最初から」作成するには、次の方法を実行します。

  1. ([境界条件]タブ > [フィード システム]パネル > [バルブ ゲート コントローラ])をクリックして、 [作成/編集]を選択します。
  2. [新規]ボタンをクリックします。
  3. 新しいバルブ ゲート コントローラの一意の名前を[コントローラ名]ボックスに入力します。
  4. ドロップダウン メニューから[バルブゲートのトリガ ] を選択します。 次のオプションがあります。
    ウィジェット 説明
    時間 バルブ ゲートが最初に開/閉状態であるかを選択します。次のバルブ ゲートの開/閉時間を射出開始からの時間(秒)として入力します。最初に[開く]を選択した場合、[バルブ ゲートの開/閉時間]テーブルの唯一のオプションは、再び閉じることだけになります。
    フロー フロント 射出検知位置にゲート ノード、または他の指定したモデル ノードを選択します。必要な場合は、フロー フロントが射出検知位置を渡した瞬間からバルブ ゲートが開くまでの遅延時間を入力します。
    圧力 バルブ ゲートが最初に開/閉状態であるか、射出検知位置がゲート ノードまたは他の指定したモデル ノードであるかを選択して、次のバルブ ゲートの開/閉時の圧力値を入力します。
    % 体積 バルブ ゲートが最初に開/閉状態であるかを選択します。次のバルブ ゲートの開/閉時時の充填体積 % 値を入力します。
    ラム位置 バルブ ゲートが最初に開/閉状態であるかを選択します。次のバルブ ゲートの開/閉時時のラム位置値を入力します。
  5. [バルブ ゲートの初期状態]を入力します。 既定では閉じていますが、フロー フロント以外のすべてのバルブ ゲートのトリガを開くように変更することができます。
  6. [バルブ ゲートのオープン/クローズ速度]ドロップダウン メニューを使用して、このコントローラでバルブ ゲートを即座に開閉するか、制御した方法で開くかを選択します。
  7. [バルブ ゲートのオープン/クローズ時間]テーブルで、必要に応じて、フロー フロントの射出検知位置への到達時間からバルブ ゲートが開くまでの遅延時間、およびバルブ ゲートが開いた時間から次のバルブ ゲートの開/閉時間までの時間 (秒) を入力します。
  8. [可変速度]コントローラの場合は、[最大ピン ストローク][基準ピン直径]に入力します。
  9. 可変速度プロファイルを[距離 VS 時間]または[距離 VS 速度]にするかを選択して、開閉の可変速度を[開く]タブ[閉じる]タブに入力します。
  10. すべてのエントリを確認したら、[OK]をクリックして、このバルブ ゲート コントローラを保存します。