インポートした CAD ソリッド モデルの形状を Autodesk SimStudio Tools で編集できます。
このツールを使用するには、Autodesk Moldflow Design Link ソフトウェアおよび Autodesk SimStudio Tools ソフトウェア両方をコンピュータにインストールしておく必要があります。
注: このツールは、Dual Domain および 3D の解析テクノロジでサポートされています。
このツールを使用するには、
[Autodesk Moldflow Design Linkを使用した直接インポート]を使用してインポートした、サポートされているネイティブ形状形式の CAD モデル(成形品またはアセンブリ)が現在のスタディに最低 1 つ必要です。グラフィックス ウィンドウに、
CAD ボディを含む最低 1 レイヤーを表示する必要があります。次の CAD 形状形式がサポートされています。
- Autodesk Inventor 2017, (*.ipt)
- Autodesk Inventor 2017, (*.iam)
-
SAT (v4 - v7)
-
CATIA® V5 (R6-6R2016)
-
Parasolid® V29 まで
-
Pro/ENGINEER® Wildfire® 5.0
-
Solidworks 2015
注: このツールを使用した場合、複数の CAD ボディがあるアセンブリも単一のモデルとして処理されます。アセンブリの構成部品である CAD ボディを選択すると、アセンブリ全体が Autodesk SimStudio Tools にエクスポートされます。
Autodesk SimStudio Tools によって、インポートした CAD モデルが Autodesk SimStudio Tools に自動的にインポートされてモデルが開き、モデル形状を変更できるようになります。
[Moldflow に戻る]を選択するか、Autodesk SimStudio Tools アプリケーションを終了すると、変更した CAD モデルは Autodesk Moldflow Insight の新しいスタディに自動的にインポートされます。この双方向のワークフローを問題なく完了するには、Autodesk Moldflow Insight でモデル形状を変更中に、現在の Autodesk SimStudio Tools プロジェクトを開けたままにしておく必要があります。
新しいスタディでは、元のスタディで指定された次の設定が保持されます。
- 材料の選択
- プロセス設定
- グローバル エッジ長やローカル メッシュ密度設定などのメッシュ パラメータ
- 射出位置
- 冷媒入口
新しいスタディでは、次の項目が削除されます。
- 選択した CAD モデルの元のメッシュ
- 射出位置および冷媒入口以外の境界条件
- 解析結果
新しいスタディで解析を開始する前に、Autodesk SimStudio Tools から戻されたメッシュされていない形状にメッシュを生成する必要があります。保持されたすべての設定、射出位置、冷媒入口などが適切であることを確認し、新しいメッシュに必要な境界条件を再度適用します。