複屈折シミュレーションでは、複屈折結果における粘弾性変形の影響を補正する [スペクトル補正係数] を使用します。
スペクトル補正係数のデフォルト値は 1 ですが、状況に応じて調整することができます。通常、この値には 0.2~2 の正数とします。
Autodesk Moldflow では、より高精度の複屈折結果を提供するために、特定の材料を使用して複屈折の実験的観測を行い、これらの材料のスペクトル補正係数を調整しました。選択した材料のスペクトル補正係数の既定値が 1 ではない場合、その材料は Autodesk Moldflow が調整を行った材料の 1 つであることを意味します。