同一モデルにおける異なるメッシュ タイプの使用

一般的な規則として、異なるタイプのメッシュの混合はサポートされていません。しかし、構造解析で使用する要素、流動解析または反り解析およびコンフォーマル冷却管で使用するビームなど、例外が認められる場合もあります。

ビーム
一般的には、ビームは、最初に使用したメッシュ タイプに関係なく、モデルのフィード システムをモデリングするために使用します。しかし、成形品ビーム プロパティを使用して、Dual Domain メッシュまたは Midplane メッシュ モデルのフィーチャーを表すことができます。
注: ビーム要素は、流動解析および反り解析、コンフォーマル冷却管で使用できます。
Dual Domain メッシュ内の Midplane 要素
通常、Midplane ゲートを作成する場合に、Dual Domain メッシュ モデルは Midplane 要素と混合することができます。これはフロー ソルバーおよび反りソルバーでのみサポートされます。
注: Dual Domain メッシュ モデルで使用する Midplane 要素は反り解析から除外されます。
構造解析
次の例のように、構造解析で使用する要素では、解析で最初に使用したメッシュ以外のメッシュも使用できます。
解析 スタディ メッシュ タイプ パドル/コア/ワイヤー メッシュ
パドル シフト解析 3D / Dual Domain (パドル)3D / Midplane
コア シフト解析 3D / Dual Domain / Midplane (コア)3D
ワイヤー スイープ解析 3D / Dual Domain / Midplane (ワイヤー)ビーム
コンフォーマル冷却管
コンフォーマル冷却管内の流体流動を適切にシミュレーションするには、コンフォーマル冷却管ボディは 3D 要素でメッシュ生成する必要があります。しかし、同じスタディ内に、ビーム要素を使用してモデリングした従来の冷却システムと、Dual Domain、または 3D メッシュ タイプのいずれかでモデリングした成形品を混在させることができます。