MPX からプロセス変動のインポート

Moldflow Plastics Expert (MPX) からプロセスに関するデータをインポートして、実際の射出成形プロセス変動をシミュレーションできます。

成形機データは、UDM ファイル (ASCII モデル ファイル *.udm) 形式で MPX からエクスポートする必要があります。インポートしたデータによって、現在のスタディに新しい実験計画法(DOE)解析を設定します。

注: プロセス変動のインポートは、熱可塑性樹脂射出成形プロセスでのみ利用可能です。
  1. データをインポートするプロジェクトとスタディを開きます。
  2. [MPX プロセス変動のインポート] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [MPX プロセス変動のインポート])をクリックします。 [プロセス変動のインポート]ダイアログ ボックスが開きます。
  3. インポートするデータを記録した UDM ファイル(*.udm)を探します。
  4. [開く]をクリックします。 [MPX からプロセス変動データのインポート]ダイアログ ボックスが開き、インポートするデータが表示されます。[DOE として作成]オプションが既定でオンになっています。
  5. [OK]をクリックします。 [MPX からプロセス変動データのインポート]ダイアログ ボックスが表示されます。成形機で測定したパラメータ変動は、このダイアログ ボックスの[範囲]の値で表されます。
  6. [OK]をクリックします。 インポートした[範囲]値を DOE 解析で考慮するように、現在のスタディの解析順序が更新されます。