メッシュ サイズ

Autodesk Moldflow 解析の精度は、モデルの全フィーチャ上にあるメッシュ要素のサイズ調整が正しいかどうかに大きく左右されます。

Autodesk Moldflow ソルバーの要件を満たすには、最終的なサーフェス メッシュが次の要件を満たすことが重要です。

1. モデル形状を正確に表現する: たとえば、湾曲したフィーチャは湾曲して表示される必要があります。
2. ローカル メッシュに適切な密度がある: この場合、この小さなフィーチャではメッシュ密度が高くなり、大きなフィーチャではメッシュ密度が低くなることを意味します。
3. メッシュ要素間のグラデーションがスムーズで、エッジ長が異なる

正確なメッシュ サイズ設定の例

モデルをメッシュしたら、モデルのコンポーネントまたはフィーチャに異なるメッシュ サイズが必要かどうかを確認します。特に、次の点に注意してください。

1. 小さなフィーチャ。
2. 大きく薄肉の面。成形品の形状を正確に表すには、成形品の肉厚方向に十分なメッシュ要素が必要になります。特に最終的に 3D メッシュを生成する予定の場合には、ローカルの肉厚の 2.5 ～ 3 倍未満のエッジ長を目標にします。
3. 薄肉の円筒と薄肉の穴。少なくとも 6 つの節点が周長を構成していることを確認します。
4. 金型ブロックの外部境界。通常、グローバル エッジ長は、成形品およびその他の内部コンポーネントに接触する金型の内部境界に対して定義されます。一方、金型の外部表面のエッジ長は、解析時間を短縮するために大きくする必要があります。外部表面のローカル エッジ長は、グローバル エッジ長の 3 ～ 5 倍に設定することをお勧めします。

ローカル メッシュの設定が必要となる領域を特定したら、ローカル メッシュ密度ツールを使用して、ローカル エッジ長と弦角度をフィーチャの形状に適応させます。