収束タブ ダイアログ ボックス

対象製品: 2017.3 Update 以降

このダイアログ ボックスの[収束]タブを使用して、MidplaneまたはDual Domain メッシュ タイプを使用した解析におけるソルバー収束に関連する値を指定します。

このダイアログ ボックスにアクセスするには、 ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックします。必要に応じて[次へ]をクリックしながら[アドバンス オプション]を見つけます。 [アドバンス オプション]をクリックし、[編集]([ソルバー パラメータ]に関連付けられている)をクリックしてから、[収束]タブを選択します。

ウィジェット 説明
圧力収束許容値 収束許容値は 1 つの計算の繰り返しから次の繰り返しへの関数値の変化 % に適用され、解析がいつ収束するかを決定するために使用します。この変化 % 値が収束許容値よりも低い値になると、直ちに解析は収束します。
流量収束許容値 収束許容値は 1 つの計算の繰り返しから次の繰り返しへの関数値の変化 % に適用され、解析がいつ収束するかを決定するために使用します。この変化 % 値が収束許容値よりも低い値になると、直ちに解析は収束します。
樹脂温度収束許容値 収束許容値は 1 つの計算の繰り返しから次の繰り返しへの関数値の変化 % に適用され、解析がいつ収束するかを決定するために使用します。この変化 % 値が収束許容値よりも低い値になると、直ちに解析は収束します。
コンバージョン収束許容値 収束許容値は 1 つの計算の繰り返しから次の繰り返しへの関数値の変化 % に適用され、解析がいつ収束するかを決定するために使用します。この変化 % 値が収束許容値よりも低い値になると、直ちに解析は収束します。
樹脂温度最大収束計算回数 プログラムが樹脂温度式を計算するときの最大収束計算回数を指定します。最大収束計算回数に達するまで、または誤差限界が指定値未満となるまで、プログラムは計算を継続します。
流量最大収束計算回数 プログラムが流量式を計算するときの最大収束計算回数を指定します。最大収束計算回数に達するまで、または誤差限界が指定値未満となるまで、プログラムは計算を継続します。
樹脂温度とコンバージョン最大収束計算回数 プログラムが樹脂温度とコンバージョンの連立方程式を計算するときの最大収束計算回数を指定します。
ノード成長メカニズム ノード成長メカニズムは、Dual Domain 流動解析の各フロー フロント前進ステップの大きさを決定します。[マルチ]オプション(既定)を選択すると、1 つのタイム ステップで複数グループの要素を充填できます。

[シングル]オプションを選択すると、1 つのタイム ステップで単一グループの要素のみを充填できます。充填パターンの予測精度を向上させる場合は [シングル]を選択します。但し、この場合は計算時間が長くなることに留意してください。

高せん断速度での粘度の処理 高温または高せん断に敏感な特定の材料では、粘度値の高せん断速度への外挿により、流動計算が不安定になる場合があります。このオプションは、高せん断速度での不安定さを除去する修正アルゴリズムに関係しています。
保圧解析のタイム ステップ サイズ このオプションは保圧解析結果のみに影響し、他の結果には影響しません。既定のタイム ステップは 0.25 秒です。

薄肉壁モデルでは[精細]オプションを使用して、まだらや帯状のパターンを削減することで精度が向上しますが、解析時間が多少延びることを念頭に置いてください。