このダイアログ ボックスを使用して、非定常冷却解析の金型ブロック要素のプロパティを編集します。
このダイアログ ボックスにアクセスするには、 をクリックし、[新規]ドロップダウン リストから[金型ブロック(3D)]を選択します。
急速加熱冷却では、通常、金型の片側だけが加熱されます。金型表面全体の熱伝達を正確にシュミレーションするには、プログラムでは、どちらの金型分割部にどの構成部品が割り当てられているかの情報が必要となります。
ヒーター カートリッジは、金型の片側の温度を急速に変化させるために使用できます。調整は多くの要因に依存し、その結果、時間内に温度は一定になりません。金型表面全体の熱伝達を正確にシュミレーションするには、プログラムでは、どちらの金型分割部にどの構成部品が割り当てられているかの情報が必要となります。
ダイアログ ボックスのプロパティ | コメント |
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金型材料 | プロセス設定ウィザードの[アドバンス オプション]で定義した金型材料値を使用する場合は、[アドバンス オプションのグローバル設定の使用]を選択します。別の材料を選択するには、[金型材料の変更]を選択して、[選択]を 2 回クリックし、表から材料を選択します。 |
外部熱伝達係数 | エアーによって囲まれる金型ブロック表面に対して、[エアー]を選択します。金型が取付盤に接触している箇所など、金属に接触している表面に対しては、指定値を割り当てます。 |
金型ブロックの熱伝達 | 2 つのプレート間の熱伝達指標既定は 30,000 W/m2*C で、完全な型締を示します。完全ではない型締を示すには、この値をより低い値にします。 |
生産開始時の初期温度 | このプロパティは、生産開始時の解析にのみ使用します。解析を開始する前に、金型温度を入力します。 |
金型分割部の割り当て | 金型分割部の割り当ては、カートリッジ ヒーターまたは急速加熱冷却を使用しており、型開時間を延長したい場合に重要です。金型表面全体の熱伝達をシュミレーションするには、プログラムでは、どちらの金型分割部にどの構成部品が割り当てられているかの情報が必要となります。既定の設定は[自動]で、プログラムはパーティング平面の位置を特定しようとします。有効な解析結果を取得するには、金型分割部を手動で割り当てることをお勧めします。 |
名前 | このダイアログ ボックスで定義した一連のプロパティ値は、[名前]ボックスに表示される名前でプロパティ セットに保存されます。既定をそのまま使用する、または異なる名前を入力することができます。 |