メッシュの接続問題の検出

接続していない要素があるモデルを使用して解析を実行すると、成形品内の樹脂流動のシミュレーションが、非接続部分で中断される場合があります。

  1. [接続診断] ([メッシュ]タブ > [メッシュ診断]パネル > [接続])をクリックし、[接続診断]ツールを開き、結果のテキスト形式のサマリーを表示します。
  2. 確認する要素だけを表示するには、入力パラメータとオプションに適切な変更を行います。
  3. 結果を視覚的に表示するには、[表示]をクリックします。
  4. 次のいずれかの方法で要素を修正します。
    • CAD システムでモデルをチェックして、必要に応じて再インポートする。
    • 不要な接続していない要素を削除する。
    • メッシュ修復ウィザードを使用する。

これらの方法を使用しても問題が解消しない場合は、フリー エッジ診断を使用して問題の領域を調べます。[グローバル マージ] または [ノードのマージ] を使用すれば問題を修正できます。たとえば、作成後に成形品に追加されたランナー ビームに、ゲートの先端が適切に接続されていないモデルにも、メッシュの接続性に関する問題が発生する可能性があります。メッシュの接続性に関するこのタイプの問題を解消するには、[ノードのマージ] ([メッシュ]タブ > [メッシュ修復]パネル > [ノードのマージ])をクリックし、その問題が、ランナー システムのノードが相互に接近している、または同じ座標上にあることに関連している場合は、[要素エッジに沿ったノードのみマージ]の選択を解除します。

注: 自動メッシュ修復ツールの使用後にメッシュを調べて、メッシュが成形品形状を適切に表現していることを確認します。