インポートしたモデルの一部(特に STL モデル)に、モデルの他の部分に接続していない部分がある場合があります。
この結果として生じる切断メッシュ要素は、解析の実行前に接続しておくか、削除しておく必要があります。別の接続問題として多く見られるものとして、ランナー システムの作成時に発生する問題があります。これらのどちらの問題も、メッシュ接続診断ツールを使用して診断できます。
メッシュ接続診断の色分け表示レポートでは、選択した要素に接続したすべての要素は赤色の表示となり、切断された要素は青色の表示となります。下図 A では、要素の半分が他の半分に接続されていません。要素が接続されていない交点では、フリー エッジも発生します (図 B)。フリー エッジ診断を使用して、フリー エッジを検出できます。ランナーが成形品から切断されている場合などは、ビーム要素も切断されている可能性があります。
メッシュ接続診断のテキスト レポートでは、次の統計情報が得られます (下図を参照)。
A: フリー エッジ、B: マニホールド エッジ、C: 非マニホールド エッジ