平面図のモデル全体を回転します。このとき、モデルの方位は[プロジェクトの北](作図領域の上)に変更されます。
ビューを真北に回転するには、[真北を回転]ツールを使用します。
次の例では、[プロジェクトの北を回転]ツールを使用する前後のモデルを示しています。
[プロジェクトの北を回転]ツールの特徴は次のとおりです。
- モデル要素とビュー固有の詳細要素(文字注記、詳細線分、塗り潰し領域、改訂雲マークなど)に影響します。
- リンクの相対的な位置を保持します。
- サーフェスに適用されているデカル転写を回転します。
- [方位]プロパティが[プロジェクトの北]に設定されている平面図に影響します。製図ビュー、平面図の吹き出し、それ以外のタイプのビューには影響しません。
注: モデルのワークシェアリングが有効になっている場合は、モデルを回転させる前に、すべての変更の準備ができていて、現在モデルにアクセスしているユーザがいないことを確認します。[プロジェクトの北を回転]を実行した後に中央モデルと同期し、新しいローカル コピーを作成するようにユーザに指示します。
[プロジェクトの北]を回転するには
- 平面図ビューを開き、プロパティ パレットで[方位]プロパティが[プロジェクトの北]に設定されていることを確認します。
このビューの[プロジェクトの北]を回転すると、[方位]が[プロジェクトの北]に設定されているその他の平面図ビューにも変更が影響します。
- プロジェクトを 90 度または 180 度以外の角度に回転する場合は、必要に応じて目的の回転角度用の参照面を追加します。
「参照面を追加する」を参照してください。
- [管理]タブ
[プロジェクトの位置]パネル
[位置]ドロップダウン リスト 
[プロジェクトの北を回転]をクリックします。
- [プロジェクトを回転]ダイアログで、次の操作を実行します。
- 回転時に文字注記の方向を維持する場合:
- 現在のビューに対する文字注記の方向を維持する場合は、このオプションを選択します。
- 文字注記をモデルとともに回転する場合は、このオプションをオフにします。
- 目的の回転角度を選択するか、[選択した線または面に位置合わせ]を選択します。
- [選択した線または面に位置合わせ]を選択した場合は、回転に使用する参照面または既存の線分をビューで選択します。
モデルが回転したことを示すメッセージが表示されます。すべての平面図ビューで結果を確認します。
エラーがあれば、メッセージが表示されます。エラーを書き出して内容を確認し、修正できます。