プレート要素のプロパティ(厚さ、標準点、デルタ T など)を単一部品内で変更する必要がある場合、[表面に基づく]プロパティ オプションを使用することができます。 このオプションを使用して、プレート部品内の一意の各表面番号に対するプロパティを個別に定義することができます。「プレート要素」ページに、[部品に基づく]と[表面に基づく]プロパティ間の選択が可能な 2 つの場所(ブラウザと[要素定義]ダイアログ)が記載されています。このページでは、[要素定義]ダイアログにあるプレート要素スプレッドシート内のデータを効率的に処理する方法を述べます。
注: [部品に基づく]モードから[表面に基づく]モードに切り替えると、ポップアップ プロンプトが表示されます。編集中に 1 つまたは複数の部品内のすべての表面に現在のプロパティをコピーするかどうかを選択することができます。現在のプロパティが表面の大部分を表現している場合は、開始時に各表面にプロパティをコピーすると便利です。
[要素定義]ダイアログ内で[表面に基づく]プロパティを編集する
次の手順を使用するには、プレート要素の表面の表面番号が分かっている必要があります。
1 つの行から他の 1 つまたは複数のターゲット行にプロパティをコピーして貼り付けるには:
- コピーする行で、必要なプロパティのすべてが定義されていることを確認します。
- 最初の列のチェックボックスをオンにすることによって、コピー元の行を選択します。
- [行をコピー]ボタンをクリックします。
- 最初の列で、コピー元の行のチェックボックスをオフにし、プロパティを貼り付ける各ターゲット表面のチェックボックスをオンにします。
- [行を貼り付け]ボタンをクリックします。
- 行の選択をクリアするには、最初の行のチェックボックスを個々にオフにするか、見出しのチェックボックスを 2 回クリックします。
1 回の操作で複数の行を編集するには:
- 最初の列のチェックボックスをオンにすることにより、同じプロパティを指定する行をすべて選択します。
ヒント: 部品内の大多数の表面を編集する場合は、見出し内のチェックボックスをクリックしてすべての行を選択し、次に、編集しない行を個々に選択解除すると便利です。
- [選択内容を編集]ボタンをクリックします。 「プレート要素」ページの「スプレッドシートに表示される列の完全なリスト」に記載されているようなプロパティを入力するための個別のダイアログ ボックスが表示されます。
- 目的のオプションを設定し、厚さ、標準点、節点オーダ方法、節点、厚さ方向のデルタ T、平均温度差を必要に応じて入力します。
- [OK]をクリックして値を受け入れ、[要素定義 - プレート]ダイアログに戻ります。または、[キャンセル]をクリックしてプレートのプロパティを変更せずに中止します。
- 行の選択をクリアするには、最初の行のチェックボックスを個々にオフにするか、見出しのチェックボックスを 2 回クリックします。
視覚的選択法
以下の方法は、表面に基づくプレート要素のプロパティを定義または編集するための前述の手順に代わる便利な方法です。視覚的選択を使用することにより、表面の ID 番号を気にせずに、選択した表面のセットのプロパティを指定することができます。
視覚的に選択した 1 つまたは複数の表面のプレートのプロパティを編集するには:
- モデリング キャンバス内で、単一のパーツに属している 1 つまたは複数の表面を選択します。
- 表示領域内を右クリックし、コンテキスト メニューから[編集]
[要素定義]を選択します。[要素定義 - 選択したサーフェスを編集]ダイアログが表示されます。
- 目的のオプションを設定し、厚さ、標準点、節点オーダ方法、節点、厚さ方向のデルタ T、平均温度差を必要に応じて入力します。
- [OK]をクリックして値を受け入れ、ダイアログ ボックスを閉じます。