Helius PFA に固有な解析変数を特定します。
Helius PFA は構成の平均応力とひずみフィールド、および複合材料の損傷状態を定義する特別な状態変数の数を計算します。Abaqus では、これらの状態変数は有限要素モデル内の個別の積分点に格納されます。Abaqus/Viewer でこれらの状態変数を確認するには、Abaqus 入力ファイルが Abaqus 出力ファイルに書き込まれる状態変数を明示的に特定する必要があります。この要求は、*ELEMENT OUTPUT キーワード ステートメントのデータ行によって行われます。*ELEMENT OUTPUT キーワード ステートメントの特定の使用方法と形式については、後のセクションで説明します(「Abaqus/CAE を使用して入力ファイルを作成する」および「テキスト エディタを使用して Abaqus 入力ファイルを変換する」を参照)。ここでは、*DEPVAR および *ELEMENT OUTPUT キーワードにより、後処理に使用する解依存の状態変数を要求できることを理解しておいてください。複合材料と粘性材料の各 MCT 状態変数の詳細な説明については、「付録 C」および「付録 D」を参照してください。