Linux で作成する

Linux 用にユーザ サブルーチン ライブラリを作成します。

ユーザ サブルーチン ライブラリ(libheliusU.so)を作成するには、目的のコンピュータに有効な Fortran コンパイラ(Intel Fortran 16.0 を推奨)がインストールされている必要があります。

適切な環境が設定されると、ユーザ サブルーチン ライブラリをコンパイルして、Helius PFA とともにインストールされたシェル スクリプトを使用してリンクさせることができます。このシェル スクリプトは、ADSDIR/hpfa2018/bin/make-heliusU.sh に格納されています。ここで、ADSDIR はオートデスク製品の基本的なインストール パスです。目的のソース コードが格納されるフォルダからこのスクリプトを実行して、そのスクリプトに対して各 Fortran ソース ファイルを引数として送信します。たとえば、ユーザ サブルーチンが file1.f90 ファイルと file2.f90 ファイルに含まれている場合、ライブラリを作成するコマンドは次に示すとおりです(Helius PFA/usr/local/autodesk/hpfa2018 にイントールされていることが前提)。

すべてが適切にコンパイルおよびリンクされると、作業ディレクトリに libheliusU.so という名前のファイルが生成されます。サポートされるユーザ サブルーチンのリストは、「ユーザ サブルーチンおよび損傷 API」を参照してください。