式プロパティ定義をプロパティ セット定義に追加するには

式プロパティ定義をプロパティ セット定義に追加するには、次の手順を実行します。 式プロパティ値は、他のプロパティ データの値に基づいて計算されます。 式プロパティ定義は自動プロパティの一種で、それが表示する値は定義に基づいて自動的に決定され、直接編集できません。

注: 式の結果の単位が変換されることはありません。

式は、2+2 のような単純な数式にすることもできます。次の例に示すような、VBScript で使用できる変数、演算子、関数を使用することもできます。

     
Call 文 For Each...Next 文 Property Get 文 Set 文
Class 文 For...Next 文 Property Let 文 Sub 文
Const 文 関数文 Property Set 文 While...Wend 文
Dim 文 If...Then...Else 文 Public 文 Set 文
Do...Loop 文 On Error 文 Randomize 文 With 文
Erase 文 Option Explicit 文 ReDim 文  
Execute 文 Private 文 Select Case 文  
関数      
Abs Escape LBound ScriptEngineMinorVersion
Array Eval LCase Second
Asc Exp Left SetLocale
Atn Filter Len Sgn
CBool FormatCurrency LoadPicture Sin
CByte FormatDateTime Log Space
CCur FormatNumber LTrim Split
CDate FormatPercent Maths Sqr
CDbl GetLocale Mid StrComp
Chr GetObject Minute String
CInt GetRef Month Tan
CLng Hex MonthName Time
Conversions Hour MsgBox Timer
Cos InputBox Now TimeSerial
CreateObject InStr Oct TimeValue
CSng InStrRev Replace Trim
Date Int, Fix RGB TypeName
DateAdd IsArray RTrim UBound
DateDiff IsDate Right UCase
DatePart IsEmpty Rnd Unescape
DateSerial IsNull Round VarType
DateValue IsNumeric ScriptEngine Weekday
Day IsObject ScriptEngineBuildVersion WeekdayName
Derived Math Join ScriptEngineMajorVersion Year
  1. [管理]タブ[スタイルと表示]パネル[スタイル マネージャ]をクリックします.

    スタイル マネージャが表示され、ツリー ビューに現在の図面が展開されて表示されます。

  2. [ドキュメント オブジェクト][プロパティ セットの定義]を展開します。
  3. 変更するプロパティ セット定義を選択します。
  4. [定義]タブで、 をクリックします。
  5. [式プロパティ定義]ワークシートで、式のプロパティの名前を入力します。

  6. 式をプロパティの説明として使用しない場合は、[説明の式を使用]を選択解除します。
  7. 式を入力します。
    次の操作を行いたい場合... 次のように操作します...
    適用した値を使用するには [式]ペインをクリックし、値を入力します。
    別のプロパティ定義の値を式で使用するには [プロパティ定義を挿入]リストで、定義を見つけて、ダブルクリック(または、右クリックして、[挿入]をクリック)します。また、定義を選択し、[挿入]を押すこともできます。
    VBScript 関数を使用するには [VBScript コードを挿入]リストで、関数を見つけて、ダブルクリック(または、右クリックして、[挿入]をクリック)します。また、関数を選択し、[挿入]を押すこともできます。
    式を VBScript 関数として評価するには 式の中の任意の位置に RESULT と入力します。

    式で使用できるプロパティ定義は、その式を含むプロパティ セット定義と同じオブジェクトに適用する必要があります。

    式で使用されるプロパティ定義の名前は、[Width]のように括弧付きで表示されます。 プロパティ定義が、式を含むプロパティ セット定義以外のプロパティ セット定義に属している場合、名前は[DoorObjects:Height]のように表示されます。

    式プロパティ定義は、それが定義する式では使用できず、 によって名前の後に[自己]([Self])と表示されます。 最終的に式の値を使用するプロパティ定義は数式では使用できず、によって[循環参照]([Circular Reference])と名前の後に表示されます。

    注: プロパティ定義の名前を式文字列に直接入力するか、式間でコピーして貼り付けた場合、そのプロパティ定義が通常のテキストとして表示されます。プロパティの正しい値を適切に挿入するには、[プロパティ定義を挿入]ペインのリストから選択する必要があります。
  8. [サンプル値を入力]ペインで値を入力します。

    入力したプロパティ値が、[サンプル結果]ペインで指定した現在の形式で表示されます。

  9. [サンプル値を入力]ペインでプロパティ データ形式を選択します。

    選択した形式は、[値]列のデータが[サンプル結果]ペインに表示される方法と、集計表で式が評価される方法に影響します。これはいつでも変更できます。

  10. [OK]を 2 回クリックします。