概要 - プロッタの環境設定と印刷スタイル

図面を印刷するには、いくつかの異なる種類のファイル(プロッタ環境設定と印刷スタイル)を使用する必要があります。

プロッタ環境設定(PC3)ファイルは図面を印刷またはパブリッシュする際に使用する出力デバイスを環境設定するために使用し、印刷スタイル(CTB/STB)ファイルは出力時のオブジェクトの外観をコントロールするために使用します。PC3 ファイルと CTB/STB ファイルは、通常はバージョン間で変更する必要はなく、AutoCAD 2000 で導入されて以来、形式は変更されていません。

他のカスタマイズ可能ファイルと同じように、PC3 ファイルと CTB/STB ファイルも、AutoCAD ベースの製品とともに提供されるファイルとは別の集中管理された場所に保存することをお勧めします。PC3 ファイルと CTB/STB ファイルを格納するフォルダの場所は、[オプション]ダイアログ ボックスの[ファイル]タブを使用して指定します。

ヒント: 必要となる頻度は多くはありませんが、CONVERTPSTYLES[印刷スタイル変換]コマンドを使用して、色従属(CTB)ファイルを使用する図面を名前の付いた印刷スタイル(STB)ファイルを使用する図面に変換したり、この逆に変換することができます。

名前の付いたページ設定は、図面とともに印刷設定を保存し、その後この印刷設定をレイアウトに適用することにより出力の一貫性を保つ 1 つの方法です。名前の付いたページ設定は、PAGESETUP[ページ設定]コマンドを使用して作成および編集します。

プロッタ環境設定ファイルおよび印刷スタイル ファイルの作成および管理には、次のユーティリティを使用します。