概要 - フライアウト ツールバー

フライアウトは、ツールバー上の関連するコマンドをグループ化するために使用されます。

フライアウトは、ツールバーの単一のボタンからアクセスできるツールバーへの参照です。フライアウト ボタンの右下コーナーには、黒い三角形が付いています。これは、ポインティング デバイスのクリック ボタンを押したまま少し待つと、追加のコマンドが表示されることを示しています。フライアウトは、ゼロから作成したり、既存のツールバーやツールバー上のプルダウン メニューを使用して作成することができます。

注: フライアウトに含めることができるのはコマンドのみで、コントロールを含むことは一切できません。

次の表に、[プロパティ]ペインに表示される、[ズーム]フライアウトのプロパティを示します。

[標準]ツールバーの[ズーム]フライアウトのプロパティ

[プロパティ]ペインの項目

説明

[名前]

[ユーザのアイコンを使用]プロパティを[はい]に設定しない限り、ユーザ インタフェースには表示されない文字列です。

ズーム

[説明]

要素の説明に使用される文字列で、ユーザ インタフェースには表示されません。

[ソース ツールバー]

フライアウト作成の基準となるツールバーを指定したときに使用した値(読み込み専用)

TB_ZOOM

[ユーザのアイコンを使用]

最後に使用したツールバー ボタンを現在のボタンとして設定するかどうかをコントロールします。

いいえ

[小さいイメージ]

小さいイメージ リソース(16 x 16)の ID 文字列。この文字列は、英数字でなければなりません。ダッシュ(-)またはアンダースコア(_)以外の記号は使用できません。ユーザ定義のビットマップも指定できます。[...]ボタンをクリックすると、[イメージ ファイルを選択]ダイアログ ボックスが表示されます。

RCDATA_16_ZOOM

[大きいイメージ]

大きいイメージ リソース(32 x 32)の ID 文字列。指定したビットマップが 32 x 32 でない場合は、プログラムはそのサイズに尺度変更します。この文字列は、英数字でなければなりません。ダッシュ(-)またはアンダースコア(_)以外の記号は使用できません。ユーザ定義のビットマップを指定することもできます。[...]ボタンをクリックすると、[イメージ ファイルを選択]ダイアログ ボックスが表示されます。

RCDATA_16_ZOOM

注: フライアウトとして使用するツールバーのエイリアスを変更してはいけません。変更するとツールバーとフライアウトとの間の参照が壊れてしまいます。