概要 - カスタム アプリケーションとサードパーティ アプリケーションの互換性

AutoCAD アプリケーション プログラミング インタフェース(API)への変更は新しいリリースごとに実行されますが、既存のカスタム プログラムが最新リリースで動作するように、再コンパイルや変更を行う必要はありません。

新しいリリースごとに、独自のカスタム アプリケーションとサードパーティ アプリケーションのすべてを再テストする必要があります。コマンドまたはシステム変数を使用するプログラムはすべて、コマンド文字列(コマンド名、オプション、値など)がいまだに有効であるかどうかを確認する必要があります。また、廃止されたコマンドやシステム変数が使用されていないことも確認します。

次に、AutoCAD 2018 より前の AutoCAD ベース製品用に開発されたカスタム プログラムの使用に影響を及ぼす可能性があるいくつかの付加的な変更の概要を説明します。

注: AutoCAD 2014 ベースの製品から、システム変数 SECURELOAD を 1 または 2 に設定している場合は、カスタム アプリケーションはセキュア モードでのみ機能するようになりました。セキュア モードで動作している場合、製品はコードを含むファイルを信頼する場所からロードおよび実行するように制限されます。信頼する場所は、システム変数 TRUSTEDPATHS で指定します。詳細は、「概要 - ウイルスに対するセキュリティと保護」を参照してください。