- シンプル溝は、サポートされていません。
- ツールパスの最初の移動は、回転軸に垂直でなければなりません。垂直でない場合、ランプ インの最初に、工具がツールパスの進行方向に対して後方に移動してしまうような、大きなオフセット移動が発生する恐れがあります。これは、最初のプランジ移動でオフセット方向が不明なことにより Y のオフセット量が 0 になってしまうためです。ランプの最初の移動は 90
に近く、工具の全半径とほぼ同量のオフセットが必要となります。荒加工工程の最初の直線ランプでは、各ランプ移動で工具の全半径分オフセットした位置から進入してしまう恐れがあります。
- 加工するフィーチャーに、シャープ コーナーがあってはなりません。
- 開いた輪郭の側面の場合、ステップオーバー タブの 円弧アプローチ を選択します。
- 大きすぎる工具を使用すると、荒加工工程の内側のステップオーバーでシャープ コーナーが発生することがあります。デフォルトの工具は、常に大きすぎます。
- 工具による切込み深さには限界があります。これは、シャープ コーナーがあってはならないというルールにも関連しています。長方形ポケットの加工では、工具が 1 つの側面に沿って移動する際の Y オフセットは 0 です。コーナー半径には、次の側面に移る際に工具がガウジしないだけの、十分な大きさがなければなりません。リミットは次のとおりです。
- R = 半径 (割り出し軸に対するフィーチャーの位置)
- CR = 輪郭のコーナー半径
- TR = 工具半径
- Diff = CR - TR
- A = atan(CR/R)
- 最大深さ = Diff/tan(A)
- 最大深さ = Diff*(R/CR)