基準優先順位

基準優先順位 でフィーチャーをソートして、加工順序を決定します。フィーチャー同士の 基準優先順位 が同じ場合、FeatureCAM は 加工順序自動設定 に基づいて加工順序を決定します。

希望のフィーチャーを先に加工する場合、そのフィーチャーの 基準優先順位 を設定します。すべてのフィーチャーのデフォルト 基準優先順位10 です。フィーチャーが先に加工されるようにするには、優先順位をより小さな値に設定します。フィーチャーが後に加工されるようにするには、優先順位をより大きな値に設定します。例えば、ポケットの 基準優先順位8 に設定した場合、ポケット フィーチャーの荒加工パスが最初に実行され、仕上げパスが 2 番目に続きます。残りの工程は 加工順序自動設定、または、加工順序手動設定 に基づいて実行されます。

警告: 優先順位を使用してすべてのフィーチャーの加工順序を指定することもできますが、FeatureCAM に内蔵された加工順序の自動最適化機能が失われ、パーツの維持や変更も困難となるため、設定は慎重に行わなければなりません。
注: ドキュメント内での工程の加工順序は、工程レベルの 優先順位 により制御されます。工程リスト で、工程を希望の位置にドラッグ アンド ドロップすると、優先順位 が自動的に更新されます。