サブスピンドル フィーチャーを使用して、メインスピンドルとサブスピンドルを操作します。通常、これらのフィーチャーは、スピンドルから別のスピンドルへのストックの受け渡しに用いられます。FeatureCAM での工程の受け渡しには、2 つの方法があります。
- サブスピンドル フィーチャーを使用して、各工程をプログラムします。この場合、適切なシーケンスで、パーツに一連のサブスピンドル フィーチャーを作成しなければなりません。また、サブスピンドルのフォーマット条件を満たすポストが必要です。
- アドインを使用して、カスタム フォーマットからの受け渡しを示す G コードのフル ブロックを、ポストに出力することができます。マシン シミュレーションは、このアドインにより実行されます。通常、この方法では、多様な受け渡しに対するフレキシビリティを維持しつつ、より手早くプログラミングすることができます。NC プログラムにコピーできる、標準の受け渡しシーケンスの G コードが既にある場合にも有用です。 将来的に、この方法を直接 FeatureCAM から使用できるよう開発が進んでいます。
2 つめの方法を使用する場合、次のいずれかのアドインを読み込まなければなりません。
- Subspindle_Transfer_UDF_1Turret.bas - シングル タレットのマシン用
- Subspindle_Transfer_UDF_2Turret.bas - ツイン タレットのマシン用
これらのファイルは、インストールした FeatureCAM の Addins フォルダーに、アドインの使用方法に関するドキュメント (Subspindle_Transfer_UDF.doc) とともに保存されています。詳細については、ユーザー定義フィーチャー を参照してください。
サブスピンドルには 1 つのフィーチャー タイプ(サブスピンドル フィーチャー)しかありませんが、このフィーチャーは多様な動作を実行します。
まず、メインスピンドル、または、サブスピンドルを指定して、次に操作を選択します。